前科13犯の安部直也(藤竜也)は恐喝罪、銃刀法違反で懲役3年3カ月の刑を受けて服役中。受刑者たちには窃盗前科21犯で、国公立の場所でしか仕事をしない老懲の忠さんこと小山忠造(花澤徳衛)、紙…
>>続きを読むスケバンの耀子はギタリストの貢と愛しあっていたが、耀子の喧嘩に巻き込まれた貢が左手の小指を切り落とされてしまう。相手のスケバンを殺し服役していた耀子は、出所後福生に戻る。歌手の朝子から、貢…
>>続きを読む「棒っきれのように生き、棒っきれの様にくたばる」人生に甘んじている大村組の中堅幹部・田中。ある日、組長命令で組の分家を命じられた田中は、本家に吸い取られる巨額の上納金と、それを工面するしの…
>>続きを読む誰も待つ人も、迎える人もいない娑婆へ相良(安藤昇)は二年ぶりで出た。相良はかつて税関の下級職員であったが、ふとしたことから密輸に手を染め、組織の責任を負って獄中にあったのだ。再び神戸にやっ…
>>続きを読む梅田の黒菊団の女番長・ゴロメン燎子、同じ梅田の学ラン会の女番長・学ラン摩耶、そして関東で番長を張る関東小政らが少年特別院送りの護送車に揺られていた。突然、1台のダンプが護送車の後方にぶつか…
>>続きを読む終戦直後の混乱期。植田正之は仲間と共謀して横暴を極める闇屋を襲い、闇屋の主人と女を殺害し、モルヒネを強奪した。植田は逮捕され、懲役20年の刑に処される。広島刑務所に入所するも、彼はすぐに脱…
>>続きを読む網走刑務所で7年の刑を務め上げた速水は、懐かしさを抑え切れずに昔の町へ帰ってきた。そこは闇屋上がりの本間組が牛耳る荒んだ暴力街と化していた。速水は世話になった田島親分の許へ挨拶がてら顔を出…
>>続きを読む勤めていた造船所の上役と大げんかして職を失った田岡一雄は、小学校の同級生で地元のやくざ・山口組組長の弟と再会。田岡は彼の紹介で山口組の一員となる。持ち前のクソ度胸でメキメキと頭角を現してい…
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