山口組三代目の作品情報・感想・評価

「山口組三代目」に投稿された感想・評価

田岡さんを演じる健さんは安定の人格ヤクザっぷりで全く違和感なかったけど、実際の田岡さんと山口組やその筋の世界について全く知らない私は、この作品を「自伝」と認識する事には違和感が…
知ってる顔ばかりだからそう感じるの?
いや、これは演出のせいかも。本当はみんなもっと恐い感じだったんじゃないの?笑
と混乱しつつも、健さん、丹波さんさんをはじめ錚々たる俳優陣を一度に観れてテンション上がりっぱなし。欲を言えば待田さんをもっと見ていたかった。
山口組三代目・田岡一雄の半生を描いた東映ヤクザ実録モノ。

結構大人しい目のヤクザ映画で美化されてるのかなぁと。
しかし高倉健と菅原文太には惚れるしかないし、松尾嘉代は美しいし、あとやっぱなぜかこの手の田中邦衛にはニヤニヤしちゃうんだよなぁ 笑
公開は1973年の夏。 『仁義なき・・・』の半年後です。 なので『ゴッドファーザー』公開の約1年後ということになります。 「『ゴッドファーザー』が好きな岡田は、「日本で当てはめるなら山口組だなと考え、これをやるのは自分しかない」と思い立ち、直接山口組の田岡一雄組長と交渉し映画化の約束を取りつけて『山口組三代目』(1973年公開)を製作した。」(Wikipedia)とのことなので、パクったことを隠しもしていません。(とは言っても、原作はあくまで『田岡一雄自伝』(1973年10月刊)ですが・・・)

当然ながら、各方面から製作中止の要求も多かったらしいのですが、そこは岡田茂、「新聞記者を大勢集めた前で「『ゴッドファーザー』がアメリカで出来て、日本でなぜ田岡一雄伝をやってはいけないんだ。 説明してくれ」などと反論したことにより、さらに批判が増した。」とありますので、この時代、何のこれしきで強行突破できたんですねえ。

現役ヤクザの大親分が原作で、おまけに映画のプロデューサーがその息子ときたら、これ、当時のアメリカでも製作できなかったと思いますが・・・。それに、ヴィトー・コルレオーネって架空の人物ですよ? 解ってます? って突っ込む人も居なかったのかしらねえ・・・(笑)

まあ、そういった話はさて置き。 映画の話で言えば、『仁義なき・・・』より遥かに好きです。 任侠道がしっかり描けていますし、それまでのパターン化したプロットと違って(恐らく、自伝が原作だからでしょうが)、 人間関係が複雑で、義理人情だけでなく欲のジレンマもあって、魅力的なドラマになっています。 それにしても、当時の役者陣はいいですねえ。 丹波哲郎、高倉健、水島道太郎、待田京介などなど、存在感が今の役者とは格段に違いますよ。

岡田茂は「後にも先にも宣伝も何もしないで、あんなバカ当たりした映画はなかった」と言ったくらいですから、『仁義なき・・・』より遥かに数字は良かったようですが、まあ、世相もあって(或いは、『仁義なき・・・』の後評判ゆえか)、この映画はその後、忘れ去られました。 勝手な想像ですが、恐らくこの年くらいから映画館に通う観客層が大分代わってしまったように思いますが、どの道、こういったリプレイスメントを続けていたら、いつかは観客は来なくなりますわね・・・。
T

Tの感想・評価

2.5
「自伝」という名のフィクションと理解しながら楽しむ作品。自分を受け入れてくれなかった社会の責任を問う。呆れるほどに真っ直ぐでイノセントに描かれる主人公。血が足りねぇ血が!あまりにも美麗に描かれすぎて、ぜーんぜんおもんない。

このレビューはネタバレを含みます

・高倉健演じる田岡組長が組みに入って、菅原文太演じる兄貴を刺して8年の懲役を食らうとこまで
・伝記でありながら任侠でもあり時代劇でもある不思議な手触り
・任侠ものの田中邦衛はやっぱり絶品
・若さ弾ける肉体の高倉健のギラついた目が素敵
小生、神戸勤務の経験があり、灘区に住んでいたから山口組本部もジョギングコースにありました。なんてこともあり、山口組シリーズ気になっていました。

昭和初期の神戸での山口組の隆盛は興業スタートは知ってはいましたが、その辺りも触れられてました。簡単にですが…。

ラストシーンの高倉健対菅原文太のカットは最高にお互いカッコ良かったなぁ〜
しかし、健さんの肉体美は贅肉が全く無くて理想のボディでした。渋い、渋すぎる‼︎

田岡一雄の生い立ちから山口組でのし上がる様が描かれていました。ドキュメンタリー観賞のような100分間でした。

⭐︎教訓⭐︎反社会勢力の映画は今や貴重です。この時代はチャカよりドスでした。
GEOでレンタルしてたので観賞。
なかなかに面白かった。
田岡組長のわかかりし時代を描いた映画だが、任侠映画ということもあり切った張ったがありながらヤクザになり2度目の逮捕で懲役8年を喰らってしまうところで幕。
全然続きありそうな終わり方なので次作も見たい。

しかし、この映画はジャンルとしては不思議な作品やな。
任侠映画、伝記映画、歴史映画?
色々な要素が絡み合ってるなとしみじみ。
あと、時代劇要素もね。

なかなかに興味深い一作でした。
自分の今住んでいる土地に大いに関わっているので、今のこの町の成り立ちと併せて楽しみました。
okke

okkeの感想・評価

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2017年4月 早稲田松竹にて 併映『実録 私設銀座警察』
本作は日本版ゴッドファーザーを、という考えで作られたとウィキペディアに書いてあったが、もう今は実名では作られないのではないでしょうか そう思うと時代によって世間の価値観も変わったのでしょう 高倉健はどの映画で見ても任侠を感じる
#YamaguchiGumiSanDaime #1973
慶次郎

慶次郎の感想・評価

4.4
一足先に仁義なき戦いが公開されて
乗りに乗ってる文太兄貴と健さんの二大
看板!あの田岡組長を誰が演じるのか?
下手をうつと日本中の菱のバッジを
付けた漢達が黙って無いところだが、
そこは健さん金バッジどころか田岡組長
にすらグスッとも言わせない見事な貫禄
で魅せてくれました。必見!観るべし‼️
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