山口組三代目の作品情報・感想・評価

「山口組三代目」に投稿された感想・評価

sumi

sumiの感想・評価

3.5
山口組三代目田岡一雄組長の半生を高倉健さんが演じる。田岡組長の自伝的な作品です。役名も実際にいたヤクザの名前を使う徹底ぶり。今じゃこんなん作れるわけない。義理人情の任侠道感が強くて「仁義なき戦い」シリーズの実録路線とはちょっと毛色が違いました。

監督も深作監督じゃないし、少しだけテンポの遅かったです。

まぁでも高倉健さんと菅原文太さんが共演してるだけでも燃えますね。なにより2代目山口登組長演じる丹波哲郎さんの顔面が流石の威圧感でした。でも肩もみが下手なだけであんな怒っちゃうのか笑

あと実録はタイトルがでるタイミングがいいですね。
自伝っていうか自画自賛というか。
それこそほんとのところは白を黒と言われても黒と言うしかないんでしょ。

文太派なので健さんの役が余計軽く見えた。

脚本1
演出1
映像1
俳優2
印象1
カリー

カリーの感想・評価

4.3
ごんぞう部屋で目潰しの練習してる健さんかわいい!笑
兄貴の破門を撤回してもらうため、親分の前で指を詰めようと健さんと文太兄いが並んでる画はさすが!お〜!堪らん!
ストーリーはとてもわかりやすく見やすい。

このレビューはネタバレを含みます

田岡氏の自伝を映画化したもの。
兄貴を裏切らない、そういう仁義が田岡氏が愛された組長になる基礎の部分であったのだろう。
サブ

サブの感想・評価

-
健様のファンを自称しておきながら、実は任侠作品は初めて観ました笑
菅原文太さんの作品も初めて観た。

今っておとこが観る映画って無くなってしまったんだろうなって思う。現実は更にどろどろしていてこんなに筋が通っていたのかもわからないけど、少なくとも田岡の生い立ちを見る限りは当時のヤクザたちには、今とは違ってヤクザたる理由があったように見える。
torisan

torisanの感想・評価

3.7
仁義なきの直後ということで、高倉健と菅原文太、新旧ヤクザ映画スター共演というところでしょうか。実名がばんばん出てくるので、角界とか、芸能界とか、繋がり深いのねと改めて感じながら観てました。行き場のない者たちの受け皿としての、擬似家族としてのやくざ社会をよく描いてるなと思いました。あとは、田岡さんが、2代目の山口登組長をめちゃくちゃ尊敬していた事と、奥さんのことが本当に大好きだということが伝わってきました笑
hirotora

hirotoraの感想・評価

3.6
この作品は何故かDVD化されてなくて
いつされたんだろう?
某ネット通販会員のビデオ無料で
視聴可能な映画の中にこの作品が
あったので再度観ようかなと思います
田岡さんを演じる健さんは安定の人格ヤクザっぷりで全く違和感なかったけど、実際の田岡さんと山口組やその筋の世界について全く知らない私は、この作品を「自伝」と認識する事には違和感が…
知ってる顔ばかりだからそう感じるの?
いや、これは演出のせいかも。本当はみんなもっと恐い感じだったんじゃないの?笑
と混乱しつつも、健さん、丹波さんさんをはじめ錚々たる俳優陣を一度に観れてテンション上がりっぱなし。欲を言えば待田さんをもっと見ていたかった。
山口組三代目・田岡一雄の半生を描いた東映ヤクザ実録モノ。

結構大人しい目のヤクザ映画で美化されてるのかなぁと。
しかし高倉健と菅原文太には惚れるしかないし、松尾嘉代は美しいし、あとやっぱなぜかこの手の田中邦衛にはニヤニヤしちゃうんだよなぁ 笑
公開は1973年の夏。 『仁義なき・・・』の半年後です。 なので『ゴッドファーザー』公開の約1年後ということになります。 「『ゴッドファーザー』が好きな岡田は、「日本で当てはめるなら山口組だなと考え、これをやるのは自分しかない」と思い立ち、直接山口組の田岡一雄組長と交渉し映画化の約束を取りつけて『山口組三代目』(1973年公開)を製作した。」(Wikipedia)とのことなので、パクったことを隠しもしていません。(とは言っても、原作はあくまで『田岡一雄自伝』(1973年10月刊)ですが・・・)

当然ながら、各方面から製作中止の要求も多かったらしいのですが、そこは岡田茂、「新聞記者を大勢集めた前で「『ゴッドファーザー』がアメリカで出来て、日本でなぜ田岡一雄伝をやってはいけないんだ。 説明してくれ」などと反論したことにより、さらに批判が増した。」とありますので、この時代、何のこれしきで強行突破できたんですねえ。

現役ヤクザの大親分が原作で、おまけに映画のプロデューサーがその息子ときたら、これ、当時のアメリカでも製作できなかったと思いますが・・・。それに、ヴィトー・コルレオーネって架空の人物ですよ? 解ってます? って突っ込む人も居なかったのかしらねえ・・・(笑)

まあ、そういった話はさて置き。 映画の話で言えば、『仁義なき・・・』より遥かに好きです。 任侠道がしっかり描けていますし、それまでのパターン化したプロットと違って(恐らく、自伝が原作だからでしょうが)、 人間関係が複雑で、義理人情だけでなく欲のジレンマもあって、魅力的なドラマになっています。 それにしても、当時の役者陣はいいですねえ。 丹波哲郎、高倉健、水島道太郎、待田京介などなど、存在感が今の役者とは格段に違いますよ。

岡田茂は「後にも先にも宣伝も何もしないで、あんなバカ当たりした映画はなかった」と言ったくらいですから、『仁義なき・・・』より遥かに数字は良かったようですが、まあ、世相もあって(或いは、『仁義なき・・・』の後評判ゆえか)、この映画はその後、忘れ去られました。 勝手な想像ですが、恐らくこの年くらいから映画館に通う観客層が大分代わってしまったように思いますが、どの道、こういったリプレイスメントを続けていたら、いつかは観客は来なくなりますわね・・・。
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