高校時代、楽しかったよなぁ…
サマーバーケーションで知り合ったダニーとサンディ。
ひと夏の恋で終わったはずが、父の転勤でダニーと同じライデル高校に転校してきたサンディは、突然の再会を喜ぶ。
しかしダニーは、リーゼントに革ジャンという出立ちで、"T・バーズ"という不良グループのリーダーであり、他の仲間の手前、サンディに素っ気ない態度を取ってしまい…
ザックリ言うとストーリーはこんな感じ
この作品を観ると、楽しかった高校時代を思い出す。
男女共学なのに、男子クラス。
周りは、男ばっか。でも、その分バカは出来た。教室に時計が無いことを良いことに、最前列の同級生が示し会わせて、時計を10分進めて、先生を騙したり、先生が黒板に向かっているときを見計らって、水風船を投げ合ったりもしていた。
クラスメートも、結構個性的で、好きなものも違う。だから、みんなと喋るためには。色々な物を好きになった。
野球やサッカー好きなヤツもいれば、ボクシングやプロレスなど格闘技の好きなヤツもいる。ホント広く浅い知識はたまっていったな。
音楽についてもバラバラで、J-POPが好きなヤツも居れば、ロック好きなヤツもいる。そんな高校時代は、色々な物に触れられて面白かったし、最初に働いた仕事でも、随分役にたったしね。
まぁ、なんと言ってもこの作品、音楽が最高なんだよね。
どのシーンにも、楽曲が上手くはまってる。
楽しいシーンではとことん楽しい楽曲が
悲しいシーンでは、ホントもの悲しい楽曲が
クールでカッコいいシーンでは、それに負けないぐらいの楽曲が
ホント最高！
この楽曲の前では、どんなにストーリーが在り来たりでも気にならないしね。
そして、何より演じている人たちが楽しそう。会話のシーンなんて、アドリブが多かったみたいだし、みんなでダンスするシーンなんて、"楽しい！"が溢れてるもんね。
ミュージカル好きなら、絶対観てほしい作品です。
