郡司信介は服役中、規則を守り、作業成績も優秀であったことから仮出獄を許された。刑期満了までの残る2年間は、どんな事があっても法律に触れるようなことをしてはならない。郡司を迎えたのは、昔の仲間の木島だった。木島は金庫破りの名人で、早速、仕事の話を持ちかける。日東化工が密輸入した金塊をそっくり頂戴しようと言うのだ。郡司と木島は、仲間の大宮を誘うが乗り気ではない。だが、折も折、大宮は医師からガンのため余命1年と宣告されたことで参加を申し出た。日東化工は、そのバックに国際ギャング団が控えた武器メーカーだ。下手をすると命が無くなる。危険をおかした郡司たちはまんまと金塊強奪に成功するが、その金塊はベトナム空爆用のロケット資金として密輸入されたものだった…。(C)東映
横光組の幹部・小松竜太は、ヤクザの世界から足を洗おうとしている弟・峰夫と、それを許さない親分の板挟みになっていた。彼に対抗意識を持っている黒崎は、ある殺人事件に関わっていた峰夫を証拠隠滅の…
>>続きを読む高間組の跡継ぎ、高間慶二が刑期を終えて長崎に帰ってきた。長崎の街は想像以上に変わり果て、高間組が持っていた興行権も今や新興やくざの松井組に奪われていた。慶二には刑務所に入る前から恋人・加代…
>>続きを読む滝村周次は坂下勇介と愚連隊を組んでいた時、あるひょんな事から昔かたぎの立花組組長・立花茂三郎に拾われた。男の掟と義理人情の世界を教えられ、坂下は新しく自分の組をつくり、周次は立花のもとで男…
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>>続きを読む4年ぶりに東京にやって来た勝又五郎は、実の兄で暴力団幹部・浩一に自分の愛人を奪われたことを知る。三男坊の徹は浩一の命令で鉄砲玉となり、姿をくらます。五郎はかつての相棒の黒田と共に、兄・浩一…
>>続きを読むK市では、歓楽街の縄張りを争って重宗商事と梶川組が対立しあっていた。伸一(吉田輝雄)と健次(鳴門洋二)は、重宗商事のシマである競馬場でパクリ屋をやっていたが、重宗商事の子分に囲まれた時、正…
>>続きを読む刑期を終えて出所した風間は、縄張りを奪った組織のボスの誘拐を画策。かつての仲間を集めた風間は、会長の岸田とその娘・秋子の誘拐に成功し、社長の宮島に身代金を要求する。だが、宮島は殺し屋を差し…
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