三代目襲名の作品情報・感想・評価・動画配信

「三代目襲名」に投稿された感想・評価

RYUYA

RYUYAの感想・評価

3.5
ヤクザ、が、実名、で、主人公。
これぞリアルガチエンターテインメント。あっぱれ健さん。いい時代。ボルテージMAXの時点で幕が下りる映画だっただけに続編制作中止のゴタゴタが非常に残念。コンプラ映画。
健さん出待ちする渡瀬恒彦を照らす、通過電車の明かりの素晴らしさ。
オープニングから菱の代紋が出てくる。「山口組三代目」の続編で公開当時物議を醸し出した作品。製作中止と上映中止運動そして警察からの介入と忙しい。当時は、「ノストラダムスの大予言」が観たいなぁと思っていて、そんな騒動があったとは知らなかった。アクションシーンが多くて実録物に近い感じで展開する。ただ3作目の激突篇を想定していたので中途半端に終了。東映ヤクザ映画は、第三国人の終戦直後の暴動や在日について今より語っている。そういう点では、キチンとしてると思いますね。
健さんでなかったら、演じる事ができない作品。続編が制作されなかったのが残念です。
これからやん!
というところで終わる

一度は見ておこうと思っていた
健さんの映画
任侠ものをチョイスしました。

戦後の情景を描いたシーンは
見ていて胸に詰まるものがあった。

大変なのは戦時中だけではないんだ
Hori

Horiの感想・評価

3.2
田中邦衛裏切りそうやな…あれ…?裏切らな…いや!裏切るぞこりゃ!!!ほら!!!!…あれれ??
実在する暴力団の組長が、実名で主人公とかぶっ飛んでる。
戦後、どうやって暴力団が台頭してきたかなんかが簡潔にわかるため、やくざ史の勉強にはもってこい。
賭場で玉音放送を聞いたっていうのは実話かな? 実話なんだろうね。そんなのなかなか考え付かんもんね。徹夜で手本引きして、翌日も昼過ぎまでやってて、玉音放送を聞いたらみんななんとなく解散していく。あそこはかなりの名シーン。
敗戦し、歓喜に沸くひとびとへの戸惑いと、それが三国人だとわかった時の動揺を、当時のひとも体験したのかなぁなんて思った。
師匠のマキノ雅弘直伝なのか、小沢茂弘監督の引いた絵が好み。シネスコサイズを生かした絵作りされてる。
面白かった!
戦後、最も成功したといっても過言ではない山口組3代目田岡一雄についての映画。

初の高倉健映画ー。

昔からかなりの暴れん坊だったらしいが、映画内ではやたら律儀な筋の通った心優しい青年として描かれた。

なぜだかやたら周囲の人望が厚い笑

ヤミ市や一部外国人の暴動など、戦後の混乱期にこんなことがあったんだーと思った。どこまで史実に正確かは不明だが、住民の正義の味方って感じだった。

これぞ任侠道。

警察の要請を受けて警察署の警護もした。

薬物と博打を組員に禁止させ、合法な仕事を組員に持つよう勧めた将来を見通す力はすごい。

高倉健はしぶいねえ
hepcat

hepcatの感想・評価

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面白かった
カッコいいな男が惚れる田岡一雄

戦中ヤアさん達は何をしているのかと思ったけど、兵隊やくざの様にみんな戦地に赴いてるんだな
ただ田岡は公民権を持っていなかった為にそれは実現できず、自分でも不甲斐ないと思っていた

戦後戦勝国気取りの、日本の支配にあった不良外国人達が暴れた事によって、強奪や警察への襲撃、強姦など卑劣なことが行われた
(日本が支配していたからというのがあるが)
それを自衛団という形で守ったのが山口組だった
警察の依頼を受けて守ったが、今は暴対法によって邪魔な扱いをされている

東映の俳優達は田岡や山口組の猛者を近くでいていたからか、目が他の事務所の俳優達とは違うんだよなあ
特に健さんなんか死んでもらいますって冬の夜長ドス持って突然現れた暁には、驚いている間に俺は死んでいるだろう

続きが観たかったけど実現しなかったようだ…
この題材で作品が成立してしまうのだから、大らかというか、時代を感じる。
前作に比べると、より実録路線テイストが濃くなっているが、「仁義なき戦い」シリーズと比べると物足りない。健さんは、相変わらずカッコいいが、実録路線と健さんの親和性は高くない。
健さんにとって、東映ヤクザ映画の最終期に近い作品かと思うが、この2年後に「君よ憤怒の河を渉れ」、3年後に「幸福の黄色いハンカチ」が公開されることを思うと、感慨深い。
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