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地獄の蟲
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『地獄の蟲』に投稿された感想・評価

無声映画活弁士付上映に行って参りました☆

TVでしか見たことのなかった活動弁士さんのお仕事。
初めてナマで拝めて感激!!!

当たり前だけれど滑舌も声も良くて、緩急つけた流れるような言葉の数々に引き込まれました!
落語を観ているみたい♪

『風林火山』『待ち伏せ』などの稲垣浩による監修作品。



江戸末期、福島。

悪徳高利貸しの家に8人組の強盗が入り、一家を皆殺しにした。

強盗は山奥へと逃げる。

しかし疲労から仲間割れが起きて………



おすもうさーーーーーーーんwwww

要は強盗団の逃走劇、ロードムービーなのですが、8人もいるので知らぬ間に死んだり無駄死したりします(笑)

どう見ても一番強くて重いのに誰よりも早く川に流されて死ぬヤツ

心が優しいという強盗に無用なキャラを表すためか小鳥を持ち歩くヤツ

ナンバーツーなのに空気な梅干しおじーちゃん

ボス
ボスの女

あと空気

この8人がひたすら山を行くだけなのですが、モノクロならではの陰影、木漏れ日が美しくて、カメラワークも凝っていて楽しかったです☆

殺陣もきっちり!
びやん!って抜き過ぎな時もあったけど映えるし、格好良かった~

あ、人生初、上映途中でフィルムが切れる事件が起きたのも新鮮w
活弁士さんが上手く場を繋いでて流石だなぁ~と思いました♪
山田達雄監督、マツダ映画社制作の「新作」無声映画です。無声映画鑑賞会の創立二〇周年を記念して製作された作品だそうです。活弁士は映画『カツベン』で活弁指導をした今をときめく坂本頼光でした。なかなかかからないプログラムで、偶然だったのですが観れてラッキー!🤩

稲垣浩監督の同名作品『地獄の蟲』(1938年)のリメイクです。このオリジナル版は検閲で不本意な出来になってしまったそうで、このリメイク版こそ原案と監修でも携わった稲垣浩監督が本来やりたかったことができているのだそうです。

舞台は江戸末期。盗賊黒雲團十郎一味が高利貸の彌左衞門宅に強盗に入り、八人皆殺し。金六千両を盗みます。役人は山狩隊を組織して團十郎一味を追います。果たして團十郎一味は逃げ切れるのか?と言う話です。

この作品はツッコミどころが満載で、それが一種のアジとなっています。

😂キャラが立ってるようで立っていない
黒雲團十郎一味の面々はとても個性的な名前がついています。獄門権九郎、鉈の東兵衛、おさらば傳次、山猫の三次、お相撲の政、りゃんこの七、それに團十郎の情婦お登代の八人組。名前にふさわしい特技とか必殺技とかありそうじゃないですか?!ないんです!山猫の三次なんて籠の鳥を持っているのですが、絶対その鳥を使うと思うじゃないですか?使いません!最初の紹介場面でそんな気はしてたんですよね。この短い時間で個性的なメンバー八人は消化し切れないだろうと。やっぱり!!!😂😂😂

登場人物の中でキャラが立っていたのは黒雲團十郎(田村高廣)とお登代(宮下順子)かなあ。後は途中参加する長吉(松山政路)はいい顔だった。宮下順子はロマンポルノを支えた女優さんで、おっぱいをチラ見せするのがセクシーでした😍

😂なかにし礼とすぎやまこういちによる主題歌
無声映画なのに主題歌があります。オープニングのスタッフ紹介で登場する「なかにし礼」と「すぎやまこういち」の文字に困惑😂

この主題歌は最後の殺陣で使われるのですが、すごくいい曲!無声映画なのにいい曲!闘う黒雲團十郎にすぎやまこういち作の主題歌。すっごくいいんですよねえ。

最後に坂本頼光の活弁。あまりかからないプログラムということもあってか、声はとても良いのですが、アレンジはもう少しできたかもと思える出来でした。
盗賊一味が千両箱を盗んで山へ逃げ込むお話*☆

無声だけど効果音やBGM、映像の合間に字幕を挟むインタータイトルを取り入れたニュー・サイレント映画。

阪東妻三郎が主演を務めた作品のリメイク版…ってことだけど、当の原版は現存しないんか…⁉︎ なんだ〜見比べてみたかったなぁ。

威厳のある頭領、悪党を極めた黒雲團十郎(くろぐも だんじゅうろう)を田村高廣が熱演!!!

冷酷で人を斬るのも全く躊躇がない。冒頭から仲間に対して“お登代(自分の女)に寄るな ブッ殺すぞッ!”と言い放つ威勢の良さに人物像が見て取れる。

そんな怖〜い親分も惚れてる女の前では優しくて。。“おまえ俺の子を生みてえか?” “俺の子が生めるように可愛がってやるぜ” と、ひどく御執心の様子♡
(このセリフになぜかキュンとくる私)


無声映画に慣れてないから、声が聞こえないと「ぇ?今なんて?」って心の中で聞き返しちゃう。「あれ?音声出ないなぁ…不具合かな?」ってどこか思ってしまう自分がいて笑ったw

高廣さまの声を知っているから、彼の声を自分で脳内変換して流しながら観るのが楽しかったりもした。

声が聞こえない分、身振り手振り、顔の表情で訴えてくるものが大きくて、ここは演技力にかかってくる。声が聞こえない状態のままに放たれる高廣さまのオーラと存在感はやっぱり特別で他にはない品性を感じさせる。これぞまさに父親譲りのものなのかと圧倒されるばかり。画面映えするなぁ、どこをとってもポスターショットに出来そう。

戦後GHQが阪妻オリジナル版の中身を無惨に削ぎ落としてしまったことに対する敵討ちの意味を含めた本作渾身の完全復刻の儀は、息子の命によって果たされた。クライマックスの殺陣シーンにその全ての想いが詰まっているように思う。鬼気迫る姿とその迫力は息を呑むカッコ良さ!!!彼の役者魂を感じさせてもらった。


一方気になる、登場人物たちの命に関わるほどの千両箱の重さ…調べると約25㎏とな。こんなに重かったんか…肩が外れるわい。これを背負って山越えするのは命懸けよな。追手もすぐそこまで迫って来てることだしタイムリミット近し。

小判強奪計画を全うするのも無理に等しい状況下、色々な感情が渦巻く中で親分が下した決断…

悲しい結末…

のはずなのに、ちょっと待ってバックミュージックが…!?ぇ?江戸時代末期の設定なのに爽やかな風吹き抜けるバラード風!?和音階の曲じゃないんかいっ!せめて短調でお願いします…っっっ!!!

確か冒頭でも思いっきり主張させてたな…分かったワカッタ! どうしてもこの主題歌を挿入させたかったのね!笑 しかもこの曲、すぎやまこういち作ときた。従来の時代劇のようでないような。。なんともユニークな作風に仕上がっていた。これをミスマッチととるか、個性ととるか…私はどっちも共存してるように思える。それゆえに、いかにも普段と違った印象を与える“記念作品”らしい趣きだなと。


作品によって全くの別人みたいに見える高廣さまの演技の幅の広さ、その魅力に心惹かれた。『狐がくれた赤ん坊』を観た後だったから、余計にそれが際立った。

だから役者を追いかけるのってやめられない♡

高廣さまは他にはどんな役柄を演じているのかなぁ〜気になる♪観たい作品がまた増えた*☆

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