道場破りの作品情報・感想・評価

道場破り1964年製作の映画)

製作国:

上映時間:92分

3.7

「道場破り」に投稿された感想・評価

三四郎

三四郎の感想・評価

4.0
岩下志麻は本当に可愛らしく美しい。
なぜ二人を助ける気になったかと訝しく思っていたが、そうか…彼も伊兵衛と同じ過去を背負っていたのか、しかし奥さんは亡くなってしまったのか…哀しいね。
だからこそ、二人には幸福になってもらいたいと、彼の心の奥底にあった忘れかけていた良心が蘇ったのであろう。また、生きていくために金は必要、よって一旦敵方、権力側についたが、二人に同情し、また語られはしなかったが、賭け試合で伊兵衛の腕を認めたからこそ、二人を助けたのだろう。
ただ、ラストシーン、不思議だ…。

あの山の向こうが十七万石、ごとう藩の城下町です。何しろ武芸の誉れ高い城下です。今度こそ今度こそ立派に仕官ができると思います。今度こそ今度こそ仕官できそうです。
御覧なさい、あの雲の下に城下町があるのです。十七万石、ごとう藩!

伊兵衛は眼を輝かせ未来を信じているが、負ぶわれている妙は、そう志麻はどこか切なく淋しげな表情なのだ。
御覧なさい!あの雲の下に…と言う伊兵衛は遠くを見つめているが、志麻は眼下を流れるせせらぎに目を落とす。
伊兵衛が見つめている遠くを少しも見ないのである。
彼女の瞳は…
志麻は二人の未来が伊兵衛が願うほど明るくないと覚悟しているのかも知れぬ。
これ面白いですよね!長門さんの達人っぷりが凄いですね!全然力が入って無くて無駄な動きが無い感じ。そして長門さんと丹波さんの殺陣なんて最高ですよ!
岩下志麻さんがすごく綺麗!
とても良い映画ですよ、「雨あがる」とあわせて見て欲しいなー