地獄の蟲の作品情報・感想・評価

『地獄の蟲』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

とても良いお話でした。悪党の、悪党としての生き様を描いた物語で、かなり昔の作品にもかかわらず、魂に異存は無かったです。もともとは無声映画の作品で、今回のリメイクも無声映画として公開、というスタンスら…

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阪東妻三郎の息子の田村高廣が父親そっくりで、宮下順子が古風な顔立ちなものでずいぶん得をしている。
字幕というのもエヴァのフォントとして再生したと考えられないかな。
主題歌は場違い。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.5

スカパーにて。これまた変わり種の映画。オリジナルは1938年のサイレント映画。監督稲垣浩・主演阪妻。
コレを阪妻の息子・田村高廣の主演作としてリメイクしているのだが、1979年にわざわざサイレントの…

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カカオ

カカオの感想・評価

3.6

父親、阪東妻三郎の「地獄の蟲」を
息子の田村高廣が再現する。


6000両を強奪し、
険しい山道を逃げる悪党集団、




全てがトーキーとなっている時代に
サイレントで描く演出の時代劇、



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山市

山市の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

環境音が入ってたり入ってなかったりして、本当に声だけ入ってない"無声映画"なのかなと思ったけど鳥の鳴き声も赤ん坊の泣き声も入っていて、ここまでいくと喋らないの不自然では…?ってなった。無声映画鑑賞会…

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主人公(田村高廣)は盗賊の頭領で、一家皆殺しで千両箱を奪う。
藩境を越えて逃げようとするが、千両箱が重くて時間がかかる。
山狩りが始まり焦り始めるが、仲間割れなどで一味にも殺し合いが起きる。
とても…

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戦前の阪妻の主演作を息子の田村高廣主演でモノクロ無声映画のままリメイク。
主題歌と女優が胸をチラ見せするあたりは、いかにも70年代の作品だった。
otomisan

otomisanの感想・評価

4.0

 畜生働きも厭わない盗人黒雲團十郎が田村高廣で、七名の徒党を組んで高利貸一家八名を殺め六千両を奪う。初冬の山中を国境へ、その道々さらに行きずりの五名を殺し足取りを隠そうとするが、殺した中の巡礼一家三…

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Nanami

Nanamiの感想・評価

4.0

阪東妻三郎の幻の主演作を長男の田村高廣主演で再映画化。
70年代後半に全編モノクロのサイレントとして製作するという徹底ぶりに驚愕。
オリジナル版は検閲で不本意な内容に変えられ、更には現存していない。…

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映画好きの一つ年上の方、めちゃ年下の女性と、無声映画鑑賞に行きました!お誘いしていただけありがたし!

その1本目がニュー・サイレント映画でリメイク版の「地獄の蟲」です。

弁士は坂本頼光さん、大変…

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