眠狂四郎無頼控 魔性の肌の作品情報・感想・評価

「眠狂四郎無頼控 魔性の肌」に投稿された感想・評価

りん

りんの感想・評価

4.2
初めて観た眠狂四郎
殺陣がめちゃくちゃかっこよくて面白かったから8000点
めちゃくちゃ面白い。
黒ミサと赤子の泣き声に狂四郎の出生をオーバーラップさせるオープニングからして最高。

マリア像を狙って襲ってくる邪教集団と戦う図式がまず面白いし、そこに「不義の子供」として狂四郎やライバル、ゲストヒロインが絡む構成が上手い。
ライバルの成田三樹夫がカルト教祖らしい狂気的な振る舞いをしてて目を引く。

またこのマリア像を届ける旅路が見せ場たっぷりで楽しすぎる。
刺客が悉く三文芝居で狂四郎の隙を突こうとする展開は笑うし(狂四郎が相手しなかったらどうすつもりだったんだ?)、
そんな中でもアクション演出はキメキメなのがたまらん。
竹林での襲撃とか凄すぎ。
締めの砂浜での立ち回りも狂四郎の感情の爆発が伝わる鬼気迫る演出と『剣鬼』ラストばりの集団戦が最高に昂ぶらせてくれる。
ことサービス精神においては池広一夫は三隅研次より上だと痛感。

中盤の賭場の話が本筋と全く関係なくて吹いた。
Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
今でいうカルト教団vs狂四郎編。ラスボスの教祖は成田三樹夫。
脚本がミステリー仕立てになり、最後の種明かしにアッと言わせる構成で、狂四郎以外の出演者が全て死んでしまうという展開に唖然。
ちなみにこの作品の円月殺法シーンは、撮影技術の向上のためか一番格好いい。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ9作目。
監督:池広一夫(2/4)
脚本:高岩肇(1/3)
撮影:竹村康和(4/4)
音楽:渡辺岳夫(1/4)
【巻き込まれる騒動】マリア像をめぐるカルト教団"黒指党"と闕所物奉行(双子)の強欲。

【覚え書】
前作でやり過ぎてしまったので…路線をもどしもどし…アンチヒーロー眠狂四郎が復活です。⑧無頼剣は…同じく円月殺法を使う天知茂というライバルが主役を食うレベルの熱演で復讐の鬼アンチヒーローだったもんで、狂四郎ってばもっともな正論ばかり言ってましたからね。狂四郎はまっとうなヒーローじゃないのに。

オープニング音楽がめっちゃかっこいい。音楽はのちアニメ映画でも名をはせる渡辺岳夫。ちょっとテレビちっくでメロディアスなんですが、眠狂四郎シリーズもここまで来ると観客もベタを求めているものなので、中々マッチしていると思います。
④の生い立ち再現VTR。かっこいい。今作は成田三樹夫という狂四郎と同じ境遇の者が登場するので復習ですね。

金子信雄きたー!!この濃い顔!眠狂四郎シリーズのエログロ感にぴったり。むしろ何故今まで出てなかったのか不思議なくらいですよ。さらに成田三樹夫も登場。カルト教団"黒指党"の指導者です。成田三樹夫が金子信雄を呪う儀式してますよ…濃いなぁ。狂四郎は筋金入りの宗教嫌いなんですが、それが真正面に描かれてます。
⑧に続き落とし穴に落ちる狂四郎。ここ絶対笑っちゃう。あと殺陣はロケのシーンでストロボ撮影なんでちょっと新鮮。

【狂四郎の女たち】
久保菜穂子使いまわし再登場回。今の情婦は久保菜穂子なのね。狂四郎に尽くすのが嬉しそうで超かわいい!さすが狂四郎、ヒモの鑑。
ほか眠狂四郎ガールに鰐淵晴子。いつ見ても美しい…ほんもののドイツ系ハーフが登場すると…市川雷蔵と成田三樹夫がバテレンとのハーフって設定はムリがある。いや二人とも目張りメイクが映えるお顔立ちなので、結構ソース顔になるんですけども。
シリーズ第9作。今度はキリスト教を拗らせたヤツらと対決します。なんとその教祖様は成田三樹夫です!

ご存知、眠狂四郎は転びバテレンを父に持つ故にキリスト教、ひいては宗教そのものを憎んでいます。邪神教を信仰する彼らに対し、「神が人を作ったのではない。人が神を作ったのだ!」と、彼らの身も心をもバッサリ斬り捨てる様は爽快でした。道中全く関係のない挿話が挟まれたりもしますが、やはり安定して楽しめました。
シリーズ第9作。構図や色使いなどカッチリした映像美が特徴だが、最大のウリは本シリーズ初登板、音楽の渡辺岳夫。我々の世代には「巨人の星」「バカボン」「原始少年リュウ」「キューティー・ハニー」等ですっかり耳馴染。音楽が鳴り出すと気分が高揚する。ストーリー的には?な部分もあるが、ドンデン返しもあってまずまず。でも、いっそのこと鰐淵晴子も裏切り者にしちゃった方がよかったのでは? ところで、あの賽子のエピソードは何だったんでしょう?
tapes201

tapes201の感想・評価

3.5
狂四郎第九弾、魔性の肌。黄金のイエス像を争ういざこざに巻き込まれる狂四郎、ですが、瞼の姉を訪ねて京までのいわゆるロードムービーか。敵役は、黒指党首領に成田三樹夫、悪の大立者に金子信雄、ヒロインに鰐淵晴子、エログロに、キリスト教ネタ満載で、テーマは、「混血」か。監督は、池広一夫。まさにこれぞ、という感じ。個人的には、女妖剣で、びるぜん志摩を演じた久保菜穂子の演じる、おえんに完敗。「うーん、もう、いじわるっ」っすよ。反則っすよ。笑。