浮草物語の作品情報・感想・評価・動画配信

『浮草物語』に投稿された感想・評価

Sari
3.8
このレビューはネタバレを含みます

小津安二郎のサイレント映画時代の傑作。後に小津自身がカラーで『浮草』(1959年)としてセルフリメイクしたことでも知られる重要作。

旅回りの一座の座長・喜八が、信州のある田舎町にやってくる。この町…

>>続きを読む
リメイク版に比べて演出と物語が分離してない。ひたすら語りの手際に惚れ惚れしているうちに終わる。
このレビューはネタバレを含みます
どうして其処にカメラを置こうと思えるのか

線路を歩く女と女の歩くを佇み見る男

やはり運動の一致が血縁を掌る

夜、木々の中の男女
ペドロ・コスタの血

正直、30年代の映画だけあって、とっつきにくさや完全に理解しきれない部分はあった。
U-NEXTにあったのがサイレント版で、映像の合間に台詞の字幕カードが挟まる、いわば紙芝居のような作り。それでも大…

>>続きを読む

クライマックスの纏まりが見事ですなぁ。
20年も放ったらかしてるんだもの、息子の怒りはごもっとも、それを受けての喜八の反省も当然。ただなぜ放ったらかしてたのか、母親の言い分にも納得できちゃう。倅は学…

>>続きを読む
憐憫
3.9
やはり、小津は複雑な親心を描くのが見事。
どこまでいっても、父親ではなく、おじさんでしかない、喜八が不憫でならない。

旅役者たちの地方巡業という、小津にしては意外な題材。
興行先の長野に一人息子を残しているが、やくざな稼業ゆえに自らが父だと名乗り出られない親分。そんな真相を知り嫉妬にかられた情婦の女芸人は、妹分にそ…

>>続きを読む
3.8
面白かった。物語は至ってシンプルで難解さはないけれども、その見せ方が良くてとても引き込まれた。サイレントだからこそ物語を理解するために、役者の表情や目線が生命線になっていて画面から目が離せなかった。

<“浮草”の侘しさと愛の深さが沁みる>

旅回りの一座が信州の小さな町にやって来る。この町には座長・喜八の息子の信吉と、その母で飲み屋を営む昔の女おつねが住んでいた。信吉は喜八を父と知らず「おじさん…

>>続きを読む

ド名作、、
自分の好きな坂本武、八雲理恵子、飯田蝶子の主演だし、
脇役の谷麗光や突貫小僧も名演。
喜八シリーズの二作目だけど、一作目と異なり、本作の坂本武はそこまで下町の呑気な父さん感はなく、結構シ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事