戦争で一人息子を失った三雲医院の八春先生(柳永二郎)は甥の伍助(増田順二)を院長に迎え、戦後再出発してから丸一年の記念日、伍助はこの日看護婦の瀧さん(岸惠子)たちと温泉へ出かけて行き、三雲…
>>続きを読む新聞記者の真砂隆(高橋貞二)、建築技師の林三郎(北上弥太朗)、新聞社の発送部員霧山一夫(三橋達也)、都電運転手遠藤良雄(大坂志郎)、拳闘選手北野広(沼尾釣)、すし屋の亭主小川金一(桂小金治…
>>続きを読む元画家で現在は写真工業会社の社長を務める春樹。息子・圭吉は春樹の会社で働き、一方で娘・珠子は小児麻痺の影響で家に閉じこもりがちだった。ある日、春樹の恩師の息子からシャンソン歌手・ミキ子を紹…
>>続きを読む西銀座駅前にある「さざなみ薬局」店主夫人の尻に敷かれている夫の重太郎には、戦時中に漂流した島での恋の思い出の幻想が時々現実と入り混じる病気があった。重太郎の親友で獣医の浅田はその病気は浮気…
>>続きを読む江戸の名物男・一心太助は、お仲と結婚したのも束の間、親とも頼っていた大久保彦左衛門を失った。すると、彦左の死を待っていたかのように、南町奉行は魚河岸の取締役・松前屋を豊臣残党の名目で捕縛す…
>>続きを読む祖母と共に花屋を営む桜子。彼女には戦死した兄の友人で医者の今西、鉛工場で働く袴田、ドラマー・仲尾という頼れる存在がいた。中でも今西とは恋仲だったが、仲尾の幼馴染み・由美子が母の病気の相談を…
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