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仔象は死んだ
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『仔象は死んだ』に投稿された感想・評価

監督・原作・脚本・音楽:安部公房。演劇集団安部公房スタジオ最後の演目『仔象は死んだ』を映像作品として再構成。出演は山口果林など。

ストーリー性のある前衛舞踏。大きな白い布に様々な照明を当て、演者がシルエットやダンスを織り交ぜたパフォーマンスを繰り広げる。スタジオで収録され、一部屋外の映像も挿入される。。。

暗黒舞踏は好きだがモダンな前衛舞踏は苦手なのであまり良くわからなかった。ビデオ収録でクロマキーなどの映像効果を加えているのが時代を感じさせた。

上映後のトークショーで、かつて安部公房スタジオに在籍した劇団俳優座代表の岩崎加根子さんが「あまりよくわからなかったですね(笑)」と話していてなんだか安心した。

※本作の美術は当時の安部公房の妻・安部真知。本作の公演後に安部公房と山口果林の不倫が発覚し劇団は解散。夫妻は別居し、山口は安部が亡くなるまで愛人関係を続けた。
【詳述は、『夜の外側』2024-8-22欄で】自作演劇をほぼまんま映像化しただけの、野心や壮大さとは無縁の謙虚な作。合成やトーンやデクパージュの映像技術も、ステージ舞台をはみ出た作品舞台の拡大立体感も、床の・全てが生まれまた戻り無くなる白布も、色々に揃い跳梁する大小の抽象扮装包みキャラらも、俳優語り演技色も、バランスだけで何も遺ってゆかぬ。作者のエゴさえも意味を失ってく。夢と世界の感触と希求の本能感覚だけが。世界の枠であり、張りであり、際限の測れ無い、係わる意志である、もの。色褪せようもないものを伝える、(大)傑作。
煙
3.0
先端から絵の具が出るナイフで白い顔に着色。伸びる大きい布。伸びる布が好きなのだろうか。「エサを与えないでください」「弱者への愛にはいつも殺意が込められている」。
鴻上尚史氏トークショー付き。機知に富み、難しいこともわかりやすく、エピソードや蘊蓄も盛りだくさんで、素晴らしいトークショーだった。95年が転換期。スタニスラフスキー・システムなど。

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