エロス+虐殺の作品情報・感想・評価

「エロス+虐殺」に投稿された感想・評価

NHKでギリシャ文学者が、エロスを「エロォーゥス」と発音していた。エロスって いまだに分からない☕

この作品で裸体が出てくるが、美術学校のモデルのデッサンのようで・・・なんか つらい(笑)
●由美かおる がいてくれれば
「きれいね これ、 何かを メチャクチャにするには 一瞬でいいのよ」と言ってくれれば 救われる(笑)
●なんか たとえちゃうと
若い成り立ての ちーママが 背伸びして 無理してるカンジ
透明度がわるく もやもや────
1969年の透明ビニール傘
厚みが あるためか 透明度わるそう
あと
被写体と カメラの間に 物体が割り込む
ガラス 枠つきガラス 室内から庭 庭から室内
・・・・奇跡のショットを探し続けて 妥協したような☕
●台詞も ものが 挟まったよーな
「妻という 中身のない 名分を傷つけられて
───浅ましい 虚栄では ありませんか」
「結び目を ほどこうとしたら
全体が ほどけてしまった」
「ちょっと どいて下さらない
せっかくの陽が 陰ってしまいますわ」
原田大二郎
「死は 価値を逆転させるんだ」

☆いや 書いてみたら そーでもないね(笑)

●物語
社会運動家 大杉栄と 伊藤野枝
その 忘れ形見 ? 魔子 にインタビューする永子
大正と昭和が 交互 織り交ぜる (-_-;)

●みどころ
新宿駅前 上空からの人力車
新宿西口 小田急百貨店のロータリー
岡田茉莉子 日傘で噴水を眺める
白いカバーの 真新しい 新幹線車内

☆♪松竹ヌーヴェルヴァーグ
軽く 面白く 明快に 単純・・・の逆をいく♪
この作品 休憩入れながら
3 、4 日かかっちゃった☘️
Shaw

Shawの感想・評価

4.4
Arrow AcademyのブルーレイBOXより、216分の現存最長版を鑑賞。

政治、信念、自己と他人、アイデンティティ、恋愛、自由とその不可能性、虚構と現実、夢、未来への不安、過去、時代の先進に比例する人間の心の虚無化、革命、矛盾、アート、表現...

書き出したらキリがないほど色んなことが頭に浮かぶ3時間半だったが、物語の核心については全く理解できていないと思う。

一度で理解するのはまず無理だし、この映画がその問い自身に答えを出しているのかどうかすら自分には分からない。

しかし当時の若手クリエイターたちが、「お金」とか「ビジネス」というワードから遠く離れたところで映画への情熱を爆発させていた時代をこの映画を通して感じた。

画が好きだ。セリフが好きだ。テーマが好きだ。この意味のわからなさが好きだ。前衛さが好きだ。

いつか完全版がリリースされることを願う。
wisteria

wisteriaの感想・評価

4.8
吉田喜重監督の知的趣向と痴的情念のバランスというかアンバランスが体現された怪作。
勝手に岡田茉莉子祭り。大杉栄と伊藤野枝を題材にしたATG作品。日蔭茶屋事件と甘粕事件のお話。なるほど、エロスと虐殺。

大正時代と現代が交錯する構成。

大正のターンは大杉と野枝とその周辺。その描写に怒った神近市子が上映差し止めの訴訟を起こしたそうな。

現代のターン(つまり前衛的なターン(つまりちょっと眠いターン))は、野枝の生き様に興味津々の学生・栄子とその周辺。栄子を演じる伊井利子めっちゃキレイ。現代といってももう50年前なのね。2021年の今よりもむしろ大杉や野枝が生きていた時代のほうに近いという衝撃。

最近のベストセラー『村に火をつけ、白痴になれ』とか『風よあらしよ』に比べると、伊藤野枝の疾走感に焦点があたっているわけではないのがやや残念。

ロングバージョン216分。野枝が上京するとき新幹線?に乗ってたり、新宿西口のデッキでインタビューされたり、そういうシーンも含めて面白いんだがちょっと長い。でも、第1部が甘粕事件、第2部が日蔭茶屋事件と思えば、目くじら立てるほどでもない。結構盛りだくさんだし。

「3人の恋の争いに勝った野枝」

堀保子と神近市子と伊藤野枝。若くして(大杉とともに)殺されたこともあいまって、歴史的には野枝が「勝者」になっているけど。。

解放って何なんだろう。自由になれば嫉妬なんてなくなって、革命が達成されるのだろうか。恋愛も革命も矛盾に満ち満ちている。
大学生の頃先輩と映画館で観て「ふざけんな!」って思った。観終わった後の疲労感がすごい。でもなんかそれも含めて良い思い出として残っている。でも映画は1.8ですごめんなさい。
zokoma

zokomaの感想・評価

-
実は意外にオカシ味のある映画なんじゃないかと思っている。
大杉栄が当たり前のように新幹線に乗ってたりするし。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

2.8
吉田喜重監督による叙事詩的な映画。

日本映画専門チャンネルで放映されたので、「公開版」(2時間47分バージョン)と「ロングバージョン」(3時間36分)を録画。

観念的描写が多いので、結構キツイ映画だった。

この映画では、大正時代と1970年時代が並行して描かれて……大団円に向かう。

大杉栄は、アナーキストとして大正時代に実在した…。

個人的には、1970年代のフリーセックス謳歌する若者たちの中の女性=束帯栄子(伊井利子)に眼がいってしまった。
特に、ガラス越しの裸体を上下に舐めるカメラは、ややデ・パルマ的?

映像的に、その「ガラス越しの裸体を舐めるシーン」、「現代の駅構内を歩くハイカラ女性の場面」、「真上から撮った人力車シーン」など印象的である。

音楽も、満開の桜吹雪の中を歩く大正シーンでの音楽が良かった。
映像美としては、非常に魅力的だった。最初のシャワー室で裸のままガラスにへばりついて、妄想?の手がガラスの外に湧いて出てくるシーンなんか、完璧に計算された美しいエロティックな映像だった。

ただ話は自分にとっては難解な部分が多々あった。大正時代の男、大杉栄が、とにかく色男。この時代に和服が似合うワイルドなイケメンがいるんだな。

刺された後のシーンで次々とふすまが倒れるところが面白かった。最後の自殺する場面は、後ろのスクリーンに文字が映り、宙づりになった足のシルエットが現れ、舞台を観ている時のようだった。

やたら刃物を突き付けられる場面があるが、何度も殺されているということなのだろうか。と思っていたが、自分で刺されたことを説明しているしそういう演出なのか。

調べたが、「甘粕事件」、「葉山日蔭の茶屋事件」というのがもとになっているらしい。これは情報が入っていたほうが入ってきやすい映画だったかもしれない。
3時間36分ロングバージョン…。
単純に大杉栄の四角関係に興味があるので現代パートは若干だるいって思いながら見ちゃった部分もある。

室内の撮り方、特に日陰茶屋事件の場面のカメラワークがかっこいい。
chanmasu

chanmasuの感想・評価

3.7
映画自体久々に観たしATGというのもあってか集中して観れず。前衛的なものを目指して結果行き着くテーマと表現が似たり寄ったりなのは本末転倒な感じもするが面白い。痴情のもつれ〜革命〜映画内映画〜最後にメタな視点で解体する。本作はセリフの存在が強くて演劇に近い印象。影響があるんですかね。つかみの女の人が暗い中椅子に座っててブツブツ呟いてるおどろおどろしさでおっとはなる。わかりやすいカッコよさはなかったけど実験イズムは健在でした。
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