エロス+虐殺の作品情報・感想・評価

エロス+虐殺1970年製作の映画)

製作国:

上映時間:167分

ジャンル:

3.6

『エロス+虐殺』に投稿された感想・評価

3時間30分のロングバージョン視聴。
衒学的な台詞回しと形而上学的な問いかけに乱立する視覚的メタファーと複雑な相関関係、膨大な情報の波に圧倒され処理しきれないまま最初の30分が経過してしまい不安にな…

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このレビューはネタバレを含みます

ディレクターズカット版(216分)

大杉栄をめぐる四角関係のドラマを現代(全共闘の時代)に引き摺り出して、歴史を現代との関係性と並置して描く。現代に大正を生きた人々を連れてくるのは、歴史の語り方の…

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観た時は衝撃を受けてなにも書けなかった。そこからぼうっとしていたら2ヶ月が過ぎてしまった。普段は鑑賞日に書くというのに。

結局この映画はなんだったのだろうか。記憶に焼き付いているのは身体を舐め回す…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.4

【1970年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『鏡の女たち』吉田喜重監督作品。大杉栄をめぐる傷害事件である日陰茶屋事件をモチーフにしている。モデルの一人とされた神近市子がこの作品の上映差し止め…

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yadokari

yadokariの感想・評価

3.2

216分は長いよ(ロングヴァージョンでした)。ただ映像と音楽は最高!ストーリーがいまいちわかりにくい。わかりにくいというか、大杉栄と伊藤野枝の恋愛と革命とそれから46年後の1969年の現在の若者の行…

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セットの抜けた天井からのカットがとても印象に残っている。
風よあらしよ はまだ観てないけど、不倫なんだかセカパなんだかわからないけど…
伊藤野枝もそもそも知らないし、大杉も誰?って感じだし…面白くな…

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o

oの感想・評価

3.8

大杉栄と伊藤野枝、1969年当時の男女が並行して描かれる。
長尺なのに俳優の顔も構図も演出もずっと異次元に振り切っている。

甘粕事件ではなく日蔭茶屋事件のほうが自分の最期にふさわしいという意味のこ…

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takeit

takeitの感想・評価

4.6

入れ子構造ぽさがあった
画面の中に窓や鏡が多く用いられていたのもそうだし、それはシネスコのだだっ広い画面の間をうまいこと潰してた
そしてもう大島今村寺山...etcとこの時代あるあるのメタフィクショ…

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buchagari

buchagariの感想・評価

3.5
一柳慧とエイプリルフールの劇伴目当てで鑑賞。
とにかく長い。
Yuhi

Yuhiの感想・評価

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シチュアシオニスト的であり、極めて「69年」的。フィルムで首を吊る吉田喜重。パゾリーニやストローブ=ユイレがやった試みを彼はやっている。
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