享保7年(1722)の江戸。怪盗・雲霧仁左衛門率いる盗賊団が相次いで豪商を狙う事件が頻発する。幕府の火付盗賊改メ長官安部式部は、捜査に全力を傾けるが手がかりはつかめない。やがて雲霧は、最後…
>>続きを読む紙屋の治兵衛は、妻子がありながら遊女の小春と深い仲に。二人は心中を決意するが、小春は死ぬのが嫌で困り果てていた。その後、小春は治兵衛の恋敵・太兵衛に身請けされることに。これは治兵衛の妻の心…
>>続きを読む慶応3年。薩長連合を成立させた土佐の坂本竜馬は、その革新的な思想のために、幕府派と倒幕派の双方から命を狙われていた。竜馬は身の保全を図るため、京都・河原町の隠れ家に身を隠す。だが、そこにも…
>>続きを読む18世紀の江戸。江戸庶民文化の興隆に危機感を抱いた老中・松平定信は厳しい弾圧を加えようとしていた。危機感を抱いた歌麿は版元の蔦屋を見限り別の版元へ鞍替え。するとその後、蔦重の店で「東洲斎写…
>>続きを読む旅の浪人、柴左近は、代官松下宇左衛門支配下の村で騒動に出遭う。凶作と重税に苦しむ農民が代官の娘を人質にして水車小屋にたて篭り、年貢の軽減を訴え出たのだ。持ち前の侠気から農民に加担する柴。悪…
>>続きを読む慶応2年。船が難破しアメリカ船に助けられた源次は、6年ぶりに江戸へ帰ってきた。東両国で妻のイネと再会し、彼は訳ありな連中に交じって猥雑なこの地に居ついてしまう。だが彼はアメリカを忘れられず…
>>続きを読む米飢饉に見舞われた清水港。米問屋の養子・長五郎は、米を売ることもできず昼間から博打にふける日々を過ごしていた。そんなある日、浪人姿の老人・嘉平次が店先で米をゆすった。長五郎は彼を痛めつけ、…
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