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無頼漢
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『無頼漢』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7
【第43回アカデミー賞 外国語映画賞日本代表】
『はなれ瞽女おりん』篠田正浩監督が河竹黙阿弥の『天衣紛上野初花』を原作として撮った作品。アカデミー外国語映画賞日本代表に選出されたがノミネートには至らなかった。

ときは水野忠邦による「天保の改革」の時代、無頼漢(ならずもの)たちが立ち上がる。仲代達矢、岩下志麻といった豪華俳優陣、江戸時代の風俗を再現した美術や美しい撮影が魅力的。

確かにアカデミー賞受けしそうな作品、キネ旬ベストテンには入っていないが日本代表に選んだのはなんとなく分かる。

篠田監督のクラシカルで叙情的な演出によってならずものたちの心情が深く掘り下げられている。花魁があんな簡単に足抜けできるのかとか疑問を感じる部分はあるが、伸び伸びとしたキャストの演技に豪華絢爛な衣装や美術が楽しい。

一応の主人公である仲代達矢演じる直次郎のキャラクター造形も魅力的。ストーリーとしてはややまとまりがなく単調。もう少し盛り上がりやサスペンスがあっても良いのではと思わなくもない。

やや形式化されている感は否めないが、篠田監督らしい作品になっていた。ならず者たちの江戸時代を楽しめる逸品。
yaaa
4.0
江戸時代。質素倹約を民衆に押し付けるお上に対して、遊女や芝居役者らアングラ、サブカル勢と「悪党には悪党ぶつけんだよぉ」の理論で丹波哲郎が立ち向かう。
映画としてはワンマンプレーやり放題で、それらがギュっと一本線に集約するような完成度の高さはないのだが。
松平健の「マツケンサンバ」、ダウンタウンの「ゲイシャガールズ」(例え古ぅ)みたいな芸達者の余裕の悪ふざけみたいで楽しい。
舞台のような抽象的な美術、それらを横位置で撮る撮影。そして邪魔なオカンは捨てちまえ!の寺山修司の脚本。キレキレではないが狙いは十分わかる。
俳優陣も怪しい人物を通り越して妖怪みたいになって怪演祭り状態。
終盤にある丹波哲郎さんの長台詞が耳に心地よいしカッコいい。

篠田監督の「心中天網島」がA面ならこれは豪華ゲストによる企画ものすぎるB面。それはそれで結構いける。
3.0
「権力は倒れない。変わるだけ」

実は岩下志麻の花魁役が観たく、その理由のみで鑑賞しました。
冒頭わずかしか煌びやかなシーンがないので物足りないところもありましたが、花魁道中が観れたので大満足です。美しい。
ディフォルメしてるところはあるでしょうが江戸時代の街並みは人の服装含めて色鮮やかですね〜。


篠田正浩監督と寺山修司氏は意外と共作多いのですね。
母親を何度も捨てにいくところとかは寺山修司らしい感じです。

自分が観てきた仲代達矢氏は無骨な武士役が多いんですが、今回は遊び人役で他にない色気がありました。

丹波哲郎の風呂屋のシーン
手前の人越しに奥から来る丹波さん、なんですが、丹波さん...!モロ出しですよね?
しかし構図上ピンぼけでよくわからなくしてます。その後は1カットはさんで普通に芝居してます。なかなか面白いな〜とおもいました。
もっと他に突出して書いておくことある気がするんですが、一応^ ^

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