脳腫瘍で余命数ヶ月といわれた少年が、昆虫学者とともにジャングルに奇跡の青い蝶を探しに行くおはなし。
ちょっとスピリチュアル入ってましたが、実話だということです。

とにかく昆虫や動物たちが、すごいきれいに撮影されてて、いきもの地球紀行見てるみたいでちょっと感動した！
蜜を吸う蝶、雨の中のカエル（可愛い！）、キリギリスの顔のドアップ、鳥、猿、ヘビ、タランチュラ、あとヒルとか。
自然は美しい。
だからこそ、昆虫学者が昆虫捕まえて結局殺して飾ったりするの、好きじゃないなーと思っていたので、ラストは納得、良かったと思います。

脳腫瘍で余命数ヶ月の昆虫好きの少年が、"捕まえた者はこの世界の神秘がわかる"と言われる幻の青い蝶『ブルー・モルフォ』を憧れの昆虫学者とジャングルに捜しに行って奇跡を起こした実話に基づく、いのちの美しさに胸が熱くなる爽やかなヒューマンドラマ。

カナダに住む10歳の主人公ピート。余命数ヶ月で歩く事も難しく車椅子の生活を送っている。

自分がもうすぐ死ぬことを受け入れていて、どこか達観しているところがまた健気で切ない。

しかし、南米のジャングルに生息する『ブルー・モルフォ』を捕まえにいくという夢を諦めずに、何とか実現しようとする勇気と行動力にまず深く心を打たれました。

また、夫を亡くし1人で育ててきた最愛の息子まで亡くすんだという恐怖と闘う母テレサの心情は、もう筆舌しがたいです。

車椅子でジャングルなんて無茶だし、『ブルー・モルフォ』がいるピークの時期がもう過ぎてしまってるから行っても無駄だと、初めは頑なに断る昆虫学者アラン。

しかし、ピートとテレサの本気の強い想いに心を動かされ、一路南米のジャングルへ。

ドキュメンタリーとドラマを織り交ぜたような流れで、（コスタリカのジャングルで撮影したそうですが）とにかく時折差し込まれるジャングルに棲む鳥や昆虫、爬虫類、植物などのアップの映像は、その生き生きとした美しさにハッとさせられました。

個人的にヘビは苦手なんですが、そのヘビすらこの映像美マジックで初めてキレイだと思いましたw

（でも本っ当にヘビとか虫とか無理な方はアカンかもですね^^;）

ジャングルの村の伝承。
"欲望に囚われると思わぬ落とし穴に落ちる。"
"諦めずに進み続けた者に奇跡を導く。"

真理を突いた村の少女の言葉。

ジャングルの冒険を通して、結ばれていく友情や愛情。

結局、人間を生かすのは夢や希望や情熱なんだなと信じさせてくれる。

この世界の全てのいのちが"神秘"。

起きた奇跡は本当に奇跡としか言いようがなくて、いのちの不思議や素晴らしさに純粋に感動でした。


★1988年カナダ。末期の脳腫瘍に冒されていた少年ピートは余命数ヶ月。
昆虫が大好きで、尊敬する昆虫学者アランがテレビで「捕まえた時に世界の"神秘"がわかった」と言っていた幻の青い蝶『ブルー・モルフォ』を捕まえに行きたいと熱望する。

彼の夢を叶えようと、母はアランに息子と捕まえに行って欲しいと懇願。初めは無理だと相手にしないアランだったが、2人の情熱に動かされ、彼らと『ブルー・モルフォ』が生息する中南米のジャングルに旅立つ。

果たして、無事『ブルー・モルフォ』を捕まえることが出来るのか？

そこで起きた奇跡とは、、？

• #洋画
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• #ドキュメンタリー
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• #冒険
• #感動

一番好きな色は？と聞かれたら、子供の頃から変わらず青色が好きなのでタイトルに惹かれて何となくタイトル借り。

脳腫瘍で余命僅かな少年の夢は
世界一美しい生物と呼ばれ、
それを見ればこの世の神秘が分かると言われる幻の青い蝶を見ること
昆虫学者と母親と共に青い蝶を探しに少年は旅に出る

舞台となる中南米コスタリカの自然はどこを切り取っても美しく、生命の神秘を感じるようでした。ただ映像が美しいだけに時折挟まれるいかにもなCGが残念に思えてならないけれど・・・

そして何より驚くべきことは、これが事実に基づいたお話だということ。
奇跡なんてそうそう起きるものではない。
でも、奇跡を信じる者の心にはどんな形であれ舞い降りるのかもしれない。

特典映像に入ってるこのモデルになった昆虫学者のインタビュー映像も面白いので、必見です♪

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• #ただし昆虫嫌いが観るには要注意！
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