Ricola

パンドラの箱のRicolaのレビュー・感想・評価

パンドラの箱(1929年製作の映画)
3.6
この映画の主人公、ルル自身がまさに「パンドラの箱」だった。

天真爛漫で美しい。しかし危険な女。
彼女に惚れ込んだ男たちの末路が哀れで、その描かれ方も残酷である。

まさに魔性の女なルル(ルイーズ・ブルックス)。
彼女のアイコニックなルックスは、時代が変わっても魅力的である。

ストーリーが陳腐なため、少し長すぎるように感じた。

それでも人物のクロースアップなどのカメラワークなどの演出には光るものがあった。
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