きまぐれ熊

オーロラの彼方へのきまぐれ熊のレビュー・感想・評価

オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)
4.5
ベストムービー用に書いておきます

キャラ造形はもっさりしていて全体的に地味なんだけど、安定感の強みがある。

「オーロラの濃い日だけ、死んだ親父とハム無線で会話出来る」というガジェットのセンスと、タイムパラドックスによるストーリーの展開が教科書的にうまい。
その上でテーマが親子愛という欲張りセット。

サスペンスとSFとヒューマンドラマというおおよそ大体の人が好きであろう物が詰め込まれた上で一本筋が通ってるシナリオのお手本となる様な映画。

ただ細部の矛盾はどうしてもあるし、キャラは今風でもないので、
ガジェット的な設定だけ引き継いで今の世相で作り直してくれないかな

...って思ってるけどドラマは一度やって失敗したんだっけ?
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