今の時代に見ると全然ピンとこない。

可憐な吉永小百合より、イラッとさせる渡辺美佐子のが印象的だった。
演技が上手い人はこういう役も上手いんですよね。

2025-313
Jun-28

いやあ日活にはこういうストーリー設定やっぱり合わない。そりゃま名優森雅之に食らい付いてく吉永小百合には感心したけど。日活としては小百合推しで、西河監督としては原作推しだったんだろうか。原作改変はある程度仕方が無いにせよ何かチグハグだし、ヒデキのメガネ男子にあの髪型のヒドさときたら（失笑）

• #日活

いつもと雰囲気違うシンプルなクレジット、視力測定かってくらい字が小さい。キューバの革命に加担したかどで追われるモリマ、一夜を共にしたが取引上いたしかたなく裏切るミチャコ。キューバのパートもっとみせてよと思いながら舞台は東京へ。キューバのときは西暦表記だったのに東京では昭和年号で何年経過したかわからないよー。東京のモリマの妻子は高峰三枝子と小百合（婦人雑誌の編集者）高峰は芦田伸介の後妻に。家父長芦田、中国史家の芦田のちょいちょい垣間見られる器の狭さ人間性の低さをもっとラストに炸裂させて欲しかった。裏切りはしたけど、モリマを愛しているミチャコが奈良の宿で小百合に抱きつくところはよかった。やっぱり渡辺美佐子はいい。