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十二人の怒れる男のyoukiのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.4
こんな映画初めて観ました。
96分間の9.8割が、一つの小さな部屋で撮られています。はじめのシーンを除いて役者は、12人しかいません。
12人の男たちが、有罪or無罪で話し合いしているだけなのに、どうしてこんなに面白いのだろうと、感じました。

良い点:
・演技。一つの部屋で話し合うだけなので、絵面は、正直くそシュール。
だからこそ、12人全員の演技が輝いて見えました。

・序盤で唯一無罪を主張した男の、
「こんな簡単に一人の子供を死刑にするのは、可哀想だ」的な発言が心に響きました。
その他、心に刺さった言葉がいくつもありました。

・アメリカンジョークではないと思うが、で面白いと感じた言葉の言い回しがいくつもありました。結構笑っていました。

悪い点:
・流石に深入りしすぎではないか?
という無罪側の主張が少しありました。
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