もものけ

ゾンゲリアのもものけのネタバレレビュー・内容・結末

ゾンゲリア(1981年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題タイトルは、なんとかならんのかねぇ〜……。

小さな港町ポッターズブラフで起きた殺人事件を捜査する保安官ダンは、次々と起きる殺人事件に困惑するが、このポッターズブラフには恐ろしい謎があったのだった…。


感想。
ビデオレンタル店に並んで、ゾンビ物だとウキウキしながらレンタルしたら、全くゾンビは出てこなくガッカリしたこの作品、改めて鑑賞すると、なるほど確かにゾンビ物でした(笑)

B級ホラーの雰囲気たっぷりで、なかなかサスペンス展開も面白いので、ゾンビ物というタイトルからの想像での先入観なしに鑑賞すると、けっこう面白かったです。

ゾンゲリアなんてタイトル付けられたら、ゾンビ全盛期の当時には、否応なしにゾンビが出てくると思いがちです。
しかし、死者を蘇らせるブードゥー呪術の設定は、確かにゾンビでもあるので、なかなか複雑な心境ではあります個人的に(笑)

当時は全盛期だったスプラッターホラーとして、この作品もゴア描写の造りが素晴らしく凝っておりまして、「最も残酷な死に方をした魂が甦れる」との設定がよりゴア描写をドギツくしても違和感ないのは上手いです。

葬儀屋の遺体蘇生術に、黒魔術で魂を植え付けて死んだ人間を蘇らせる設定は、当時流行ったゾンビ物の中では斬新でした。

村人達の怪しさをサスペンスとしての謎解き展開もあって、それなりに楽しめたので、3点を付けさせていただきました。
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