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ナイトレイト・キス
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『ナイトレイト・キス』に投稿された感想・評価

mingo
3.9
YIDFF '95審査員長でレズビアン・フェミニズム映画の開拓者であるバーバラハマーの代表作。歴史の表面から抑圧され、影に隠れていた同性愛者の映画的瞑想。禁じられた不透明な歴史が現代のゲイやレズビアンなどの4つのカップルの愛の光景の背景に映しだされる。アメリカ最初のゲイ映画33年「ソドムの運命」と1930年代のドイツの演劇や記録映画など歴史的な映像が多層的に織り込まれ、支配的なへテロセクシャルによるイデオロギーの抑圧、ゲイとレズビアンの文化の抵抗を強調する。潮流の震源地はここだ!イメフォ所蔵してんならもっと他のも見せて欲しい!
アメリカの同性愛者の歴史がレズビアン・フェミニスト映像作家の先駆者バーバラ・ハマー監督によって語られる。映像も凄まじいのだが、語りなど音声記録としての素晴らしさを強く感じる作品。レズビアンのブルースシンガー・Ma Raineyらの音楽とリリックも素晴らしい。同性愛者達の映像エッセー。しかし彼ら彼女らの同胞達のみの共感に留まらないような金言が次から次へと。
「否定されるべき在り方や欲望など一切ない」。「ユダヤ人、黒人、同性愛者、女性、差別は生物学的・身体的特長に起因してきた」。などなど。
ラストの、体制(支配的勢力)?常識人?マジョリティ?ニーチェに言わせりゃ賎民?らしき人間の吐く言葉が特に面白い。
「イカれた倒錯者のアーティスト達が、自分の時間と金を使う分には何をやろうが彼等の勝手だ。しかし米国の基本的価値観(一般常識、道徳、善悪の概念、世間体)を脅かす輩には、強い懸念を表明せざるを得ない。彼ら芸術家と称する連中は、常にアメリカ国民(一般常識)をバカにし、世間の良心に衝撃を与えるのだ」。
いつだってどこだってマジョリティの同調圧力は恐ろしい。
中島らもの「いいんだぜ」がそれとは対照的に優しく風に揺られて脳内に聴こえてくる。
富井
5.0
現在〜未来を変え得る過去〜現在の当事者の語りが如何に大事で、それに耳を傾ける事をどれだけ出来ていないのか実感した

同性愛者の出演者たちがとてつもなくカッコよくて、魅力的で、バーバラハマーすげ〜とため息出た

むごい現実を明るくパワフルに歌うブルース、「おそうじオバチャン」とか思い出した

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