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隣のヒットマンのHKのレビュー・感想・評価

隣のヒットマン(2000年製作の映画)
3.5
98分という手頃な尺だったのでCS録画して平日に仕事から帰って鑑賞。
ほぼ予想通りというか、期待を上回りも下回りもせず、そこそこ楽しめました。

歯科医の主人公が隣に越してきた悪名高い凄腕の殺し屋(ブルース・ウィリス)に気に入られたことから起こる騒動を描いたコメディ。
・・・アレッ、精神科医の主人公が悪名高いマフィアのボス(ロバート・デ・ニーロ)に気に入られたことから起こる騒動を描いたコメディなら見たことありますが(『アナライズ・ミー』)。
なんか似ているような。気のせいでしょうか。
しかも製作年度もほぼ同時期。そこそこ当たって数年後に続編ができたのも同じ。
・・・でもまあ気のせいということで。

原題は“The Whole Nine Yards” 全て、ひっくるめて、何もかも、というスラングだそうですが・・・だからどういうこと?

20年前の作品ですがブルース・ウィリス(当時45歳)にはまだ髪の毛がありますね。4年後の続編の写真を見るとほぼなくなってます。
主人公の歯医者役はマシュー・ペリー。私は全然知りませんがTVの人気俳優だとか。
奥さん役はロザンナ・アークエット。この人20代の頃は可愛かったんですが・・・今回は保険金目当てに夫を亡き者にしようとするケバイ悪女。

で、美女担当は他にちゃんと2人います。
主人公と仲良くなるB・ウィリスの奥さん役のナターシャ・ヘンストリッジ。
『スピーシーズ』シリーズのモデル出身の主演女優ですね。カーペンターの『ゴースト・オブ・マーズ』でも主役でした。

歯科医の助手と見せかけて殺し屋ウィリスに憧れ弟子入りするのがアマンダ・ピート。
どこかで見た顔だと思ったら『アイデンティティー』『2012』あたりで見ているようです。ラッキーにも彼女は裸で大活躍してくれました。

あ、美女ではありませんがマイケル・クラーク・ダンカン(『グリーンマイル』)も出てます。
あと音楽がなかなか良かったですね。ランディ・エデルマン? 知りません。
『ダラスの暑い日』の音楽担当・・・ということは意外と古い人ですね。
けっこうな数の映画音楽を手掛けてます(私の見てないものばかり)が、今もご健在のようです。

で、続編は・・・まあ機会があれば見てもいいかな・・・。
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