開かずの間に隠された摩訶不思議な秘密にドキドキ…と思いきや、四六時中おセックスに励む登場人物達の痴態にはぐらかされる、惜しい怪奇ロマンポルノ

ひなびた旅館で執筆に勤しむ老作家、担当編集者のサカイは作品の完成まで同じ旅館に部屋をとることにする、夫を亡くし旅館をきりもりする美しい女将に惚れたサカイだったが、妄想か？現実か？夜な夜な奇々怪々な出来事に悩まされる、果たして旅館の奥にある開かずの間に隠された秘密とは？って話

死者と生者が交わる開かずの扉！どう？めちゃ興味ひかれるやろ？
そうなんよぉ…めちゃワクワクするストーリーなんやけどなぁ、ぐふぅ！やたらめったら絡み合うヤリチン主人公に、ヤリマンが3人、もうな、ちょいストーリー進んだ思ったらおセックス、ちょい進んだ思ったらまたおセックス、おセックスおセックスの連続に、もはやおセックスの繋ぎにストーリーを転がしているようなもんやし、しかもおセックスが1回1回しっかりと長いんよぉ
そうな、ピンク映画でも退屈なおセックスシーンは早送りしてしまう、ある意味贅沢なピンク映画の見方を得意とするマシンボーイは、本作も、ぐふぅ…おセックスめちゃ退屈、つって1.8倍速してしまったんは言うまでもねぇ、ってかおセックスシーン全カットしたらこの映画30分ないんちゃうかな？

え？マシンボーイはおセックスが嫌いなん？って…そんなことないんよぉ！マシンボーイはエッチなDVDとかでも、ロリっ子がM男くんのアナルをバチバチにシバくんとか好きやからなぁ！ノーマルなおセックスとか退屈で観ていられんしぃ
あ…おセックス中でもベッドで横なってると眠くなっちゃうタイプ……やっぱり野外とかのが眠くならないから良いよなぁ、って、何言わすんよ！ぷんすか！ぷんすか！

ピンク映画やロマンポルノはエッチなん前提なんに、おセックスシーンは退屈しちゃうけどピンク映画好きやでぇ、ってマシンボーイもどうかと思うが、退屈しないおセックスシーンの愉快なピンク映画もっといろいろ観たいなぁ！ぺろぺろ
ってかフィルマのピンク映画とロマンポルノが弱すぎて参る、ピンク映画だってれっきとした映画芸術の一ジャンルなんやからしっかりと抑えて欲しいよなぁ！
でもマシンボーイが登録申請しても無視されるからもうすんの辞めたんよ…スンスン

隠居生活に入った老齢小説家（成瀬昌彦）の邸宅を訪問した編集マン（谷本一）が、関係する女性たちとの交流を通しながら、あかずの間の謎に迫っていく。「女の魔性」をホラー感覚で捉えている、日活ロマンポルノ。

「男を堕落させてしまう魔性の女」と「魔性によって堕落させられる男」の関係性を、あかずの間のホラーと合体させている作品。寝たきりの小説家は「堕落させられることを承知の上で、自ずから魔性に取り憑かれていく立場」の人間として描かれる。

屋敷に関わる女性陣は、義理の姉妹（志麻いづみ＆三崎奈美）、看護婦（梓ようこ）の3名。中川梨絵主演「OL日記 牝猫の情事」（加藤彰監督）に比肩するレベルの、「怖いエロス」がビンビンに伝わってくる。

他作品を鑑賞していると、物語展開が先に読めてしまうが、中川信夫監督を彷彿とさせる禍々しいホラー演出が絶大な効果を上げている。「魔性の女との肉体関係＝死地へと近づく行為」という方程式にビクビクしながら鑑賞することが可能。

志麻いずみと三崎奈美が経営してる旅館。行ってみたいが、なんかホラーな作品で怖い。

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