ジョン・ギラーミンってタワーリング・インフェルノが奇跡だったんだな
今回もまぁ酷い！

ダメな映画の典型で
ターザンを女が演ったらウケんじゃね？
だけで出来ているから盛り上がりゃしないし良い所なんかありゃしない
強いてあげるならタニア・ロバーツのスタイルと
ＣＧ無しで撮った動物達くらい
コレも怪しいけどね

♯180（2024年） サバンナを駆ける女ターザン

コミックス初登場
1937年　英国のWags誌第46号

事故で両親を失い、アフリカの奥地に取り残された幼い少女。シーナと名付けられたその少女は、ザンブリ族のシャーマンに育てられ、やがて美しい女性へと成長する。予言によると、彼女はザンブリ族と動物たちを守る“ジャングルの女王”になるという。そんな頃、ディゴラの国王の弟が王の暗殺と、ザンブリ族の聖地に眠るチタンを手に入れ、権力と金を我が物にしようと企んでいた。陰謀の渦に巻き込まれていくシーナ。果たして彼女は予言通り、ザンブリ族と動物たちを守ることができるのだろうか！？
（ジャケットから引用）

◆良い点/注目ポイント
・CGを使用しないでライオンやアフリカ象やサイや豹と触れ合う演者達が凄いです。
さらにシーナの乗るシマウマは白馬をゼブラ柄に塗っています。まだコンプライアンスや動物愛護団体の抗議が緩い時代だから許された貴重な映像です。
・シーナの色気が凄くて話が全然頭に入ってきません。

◆改善点
・ジャーナリストの胸毛はマイナスポイント。

◆総括
・印象に残った事5選

チタンを含む奇跡の砂による脅威の治癒力

動物とテレパシーで話せる

国王の妃候補は黒人の中ではセクシー
でも金髪の方がもっとセクシー

シーナの全裸の沐浴

フラミンゴの攻撃で人は死ぬ

-2024年180本目-

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中学生になるまで、兄弟と一緒に子供部屋を使っていた

本棚にいくつか本が並んでいて、題名は忘れてしまったがその中のアフリカを舞台にした挿絵入りのジュヴナイル小説を何度か読んだ

まだ飢餓もエイズもアパルトヘイトも知らない頃で、小説の内容も相まってアフリカにそこはかとない郷愁に似た気持ちを抱いていた

サバンナ、ジャングル、動物とのふれあい、原住民との心温まる交流…ひとまとめになった甘酸っぱい思いでアフリカをまるでユートピアのようにイメージしていた

見たい映画を探していてこの作品が目に止まったのでちょっと道草

原住民に育てられた金髪の白人女性が主人公、利権、報道、資源、シャーマニズムが織り込まれた恋愛活劇といった感じの作品

1984年公開なのだけれど、演技の間、セリフのひろい方、劇伴が60年代70年代ぽくて妙に落ち着く

監督は娯楽の巨匠ジョンギラーミン、主演はTV版チャーリーズエンジェルでブレイク〜この作品の後ボンドガールに抜擢されたタニアロバーツ

全篇通してツボは押さえつつ、力みのないゆるい感じで癒される

主人公シーナが動物とコミュニケーションすることができる設定で象、サイをはじめとする野生動物たちのシーンが多いのだけれどどうやって撮影したのか想像できないような名演技の連続

そんなサプライズもありつつ、子供の頃に想いを馳せたアフリカがギュッとつまった良作だった

見る人によっては出来の悪い女ターザン映画だろうけど

アフリカはエジプトで数日間過ごしただけ…どこでもいいからまた行きたい…