北斗星

DEATH NOTE デスノートの北斗星のネタバレレビュー・内容・結末

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます


今更、原作漫画読んでます。

今から漫画読んでみようと思ってる方は↓読まないでください。
後半、原作漫画のネタバレします。



デスノート、映画版、夜神月vsL


松山ケンイチのLは素晴らしかった。原作読む前から、キャラが作り込まれていて、素晴らしいと感じた。


月演じる藤原竜也も相手として不足なし。負けてない。
月の父親(鹿賀丈史)の警察官としての正義感も良く描かれていたと思う。


二人の頭脳戦。
かなり見応えあります。


私は単純にLが好み。
月とLの立場は、陰と陽、コインの裏と表。
二人の立場が逆転しても、アリです。
二人は似たような性格だけど、どうせ自分のズバ抜けた才能を活かすなら、月は悪。Lは善に使おうと。

そこが全く違う。




漫画は知らんかったが、前後編ありました。
前編で、まさかのLが呆気なく死にます。
映画を先に観てるので、死んだふりをしてるのかと漫画の前半の最後までずっーと思っていたが、本当にアッケナク竜崎は死んだ。



個人の感想。

漫画は後半、ニア、メロと言う子供が出てくる。ニア、メロはLの後継者。
ニアはLの子供版。


前半のような月とLの頭脳戦、腹の探り合いがとても面白かったのに、いきなり舞台は4年後になり、ミサイルやらアメリカ大統領やら外国警察との闘いやらになり、急激につまらなくなり、かなり飛ばし読みしました。

ラストがどうなるかだけの一点で読んだ。



元々、原作の月のキャラはサイコすぎて好きではないし、キラの新世界創造にもついていけない。現実味があまりにもないんです。

Lと言うライバルが不在なのに、まだストーリーが続く意味あるのか?と。
この時点でデスノに興味を失ってしまった。


映画版は、
Lの死に方も潔く、自らの命を懸ける。
それくらいの相手と戦うことをまさに望んでいたのかも。Lは。死に方としては、かなりカッコ良かった。

ワタリが死んだときだけ、Lが初めて人間らしく動揺した。


何故、漫画ではこんなにアッケナク竜崎が亡くなり、後半は全然別モノになっちゃったのか?
あと、2巻ほどで全てまとめて完結したら良かったのになあ。

完全に失速しまたしね。 


月の死に様は情けなさ過ぎた。あれが、『神』の死に方か?




映画と原作漫画ならば、私は映画版の方が断然良かった。
余計なストーリーが出てこず、二人の腹の探り合いがシンプルで面白かった。


あと、フジョシには二人が大学でテニスするシーンが♡。 
月がLにカウンター入れると同時にLが思いっきり月の顔にケリを入れるシーンが毎回楽しかった。
北斗星

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