このレビューはネタバレを含みます
フィギュアスケートで毎年この映画のサントラを使う選手がいるので、どんな映画なんだろ〜と思って手にしてみたけど、私には合わなかった。
主人公にとってピアノは自分そのものなんだろうなと思ったし、
死んでしまった元旦那さんとの愛を考えると悲しかったけど、
だからこそ余計に
そこにエロスを持ってきてほしくなかった。
私もピアノは子供の頃習ってたし今もピアノ曲を聴くのが好きなので、口のきけない主人公の手話の動きさえも艶かしく演出されていて、それをピアノごとお買い上げしちゃって(ピアノを弾く彼女はそりゃ綺麗だったけども)ピアノの演奏じゃなくて主人公自身を欲しいと思っちゃう男には大変嫌悪を抱いた。きもちわるっ。
私にとってピアノな神聖なものなので、そこにエロスは要らない。
好きなものを汚されたような感覚で不快でした。
な〜にがレッスンだ!
この変態野郎!!
映像的にも退屈で、
主人公とこの男がこの後ねんごろになろうがなるまいが、
新旦那とどうなろうが、
どうでも良くなってしまったので
半分弱で観るのやめちゃいました(¬_¬)
よって採点はなし。