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エイリアンのbackpackerのレビュー・感想・評価

エイリアン(1979年製作の映画)
4.0
Q.SFホラーの永遠の金字塔といえば?
A.『エイリアン』!
と言うわけで、シリーズ第一作目です。
『遊星からの物体X』の方が金字塔?まあ、今回は置いておきましょう。

時は西暦2122年、宇宙貨物船ノストロモ号は、謎の電波信号を受信したことでコールドスリープ中の船員を起床させる。
彼らは発信源の小惑星に降り立つ。
そこには化石となった宇宙人の遺体と、謎の卵が乱立しており、1つが殻を破り副船長ケインの顔へと飛びかかった。
ケインの顔に癒着したそれ(フェイスハガー)は暫くして死に、何事もなく終わったかに思えたのだが……。

最早SFホラーの古典作品となっていますが、時代が経過しても色褪せることなく恐ろしい恐ろしい。
リドリー・スコット監督の出世作なわけですが、名監督達の初期作品は例に洩れず素晴らしい作品が必ず有りますよね。それをきっかけにブレイクするのですから、当然ではありますが。
まだそこまで名が売れているわけではなく、これから有名になってやるというガッツが伝わります。

この映画で最も印象的な台詞は、アンドロイドのアッシュが、リプリー達に放つエイリアン賛美の言葉です。
「すばらしい純粋さだ。生存のため、良心や後悔などに影響されることのない完全生物だ」
この言葉こそ、エイリアンの得体の知れぬ恐怖を的確に説明してますよね。決してわかり会えない化け物なんだと。

こちらはディレクターズカット版ではないので、あのおぞましい繭シーンはありません。
けど、こっちでも十分怖いです。
初めて見たとき盛大にビビりまくったのは、懐かしい記憶です笑
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