Hagieen

ピクニックatハンギング・ロックのHagieenのレビュー・感想・評価

3.4
ピーター・ウィアー監督、アン・ランバート主演。

オーストラリアの女学校の生徒たちがハンギング・ロックという山にピクニックに行く。
生徒たちの中の四人が岩山に上るが、ひとりを残して謎の失踪をとげる。

ずいぶん昔に観た記憶。
主演のアン・ランバートが美しく、DVDのパッケージに惹かれた。
全体的に幻想的な絵作りで、何が真実なのかはわからない。
ミステリー小説でもあり幻想小説でもある感じだが、結果が判明しない。
周辺人物の死など含め謎が謎を呼び、観た人がそれぞれで解釈を行う作品。
そういった作風が評論家には受けたようだ。
正直自分はよくわからなかった。
ジェヴォーダンの獣的ホラーでも解釈できるし、下世話な変質者の仕業にも見える。
ただただ自然の中のアン・ランバートの美しさ、そして映像とマッチした美しい音楽が印象に残った。
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