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ロミオ&ジュリエットのLoveAnimal14のネタバレレビュー・内容・結末

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

「ワンハリ」でのリック・ファッキン・ダルトンの熱演が記憶に新しく、いい塩梅で熟してきたディカプリオ。「ギルバート・グレイプ」での天才っぷりから「タイタニック」で、ひとつのピークを迎えたのではないでしょうか。だけど、ボクのフェイバリットはやっぱり「ロミジュリ」のディカプリオなのです!

なにが一番って…あの美しさたるや、鳩が豆鉄砲どころかマシンガンクラス。カッコいいにも可愛らしさにも程がありますが、美しさが全部さらっていきますもん。この「ロミジュリ」が圧倒的に好きなので、他の「ロミジュリ」とはそもそも比べたりしません。
まだまだ細くて華奢で、一挙手一投足がいちいち美しくて絵になりすぎる。詩の朗読みたいな本来なら薄ら寒いセリフでさえ、あのまっすぐな青い瞳で囁かれたらたまらないものがあるでしょ?
ディカプリオのロミオがマストです。

そしてクレア・デインズのジュリエット。これまた美しい。透明感がずば抜け。正直めちゃめちゃ美人さんってわけでもないけど、逆にそこがストライクだったりします。ロミオのことが好きすぎてキスをする瞬間の憂い顔とか可愛いったらありゃしない。水槽越しに見つめ合うフォーリンラブな2人♡シーツにくるまってまるでどっちも天使かよ…みたいな2人♡
とにかく、この美しいふたりに尽きるとしか言いようがありません。

危険を冒してまで許されぬ恋に身を投じ悲恋の結末に向かっていくストーリーとは裏腹に、ヴェローナのビーチ、神父のシャツ、銃の装飾などがとってもカラフルなのが印象的でした。
モンタギューのはっちゃけマーキュシオ。キャピュレットのコテコテティボルト。
それぞれナイスなキャラ立ちでした。個人的にはジュリエットのばあやが、「渡る世間は鬼ばかり」のタキさんみたいで好きでした(笑)

音楽も素晴らしくて、デズリーが歌うKissing Youは「バグダッド・カフェ」のCalling Youに匹敵するほど感情をえぐられる名曲と呼ぶにふさわしいナンバーです。

水槽にらめっこからの秒キス♡帰ると見せかけて不法侵入まがいからの逢瀬♡プールに落っこちてお魚になるふたり♡恋しちゃってなかなかバイバイできない、あのもどかしさ♡
まだ一緒にいたい…離れたくない…♡
もう!キュンキュンメーターの針がレッドゾーンに突入!!
パーティーのあとの秘密の逢瀬のシーンは誰しもが(遠い?近い?)昔の自分を思い出して、くすぐったくなるはずです(笑)

しかし、皮肉なラストがやっぱり悲しい。ジュリエットが目覚めることをロミオが知っていれば…幸せな未来が待っていたかもしれないのに…💦

だから、どんなときでも
「報」「連」「相」って大切なんですよね😊
まさかの、こんなオチ(笑)
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