いの

勇気ある追跡のいののレビュー・感想・評価

勇気ある追跡(1969年製作の映画)
4.3
~今年もどうぞよろしくお願いします♪~


 🔫 🐴 🔫



向こう見ずの少女


先に行っちゃったコグバーン&ラビーフを追いかけて、マティが馬に乗ったまま川のなかを突進する。そのとき、コグバーン(ジョン・ウェイン)が「無茶だな。俺に似て」とつぶやく。とてもうれしそうに。あの場面から一気に話が加速していく。とても小気味良い。手前には馬3疋と3人、中間に木々など、奥には山肌。といったような三段階の景色も開放感がある(この背景は人工的なものかな、というものもあったけど)。ロバート・デュヴァルやデニス・ホッパーが登場するのもうれしいです。4名対1名の馬上戦?では、二挺拳銃のジョン・ウェインの勇姿も目にすることができる。賢くて気丈なマティと、オトナ2名。このトリオがとても良い。ラストも好き。



*この映画のマティは、少女というより、若い女性といった方が良いのかもしれません


〈追記〉
『モン・パリ』
マルチェロ・マストロヤンニの職場の前の映画館。そこに大きな立て看があったのですが、それはこの『勇気ある追跡』だと思います!
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