フランシス・フォード・コッポラ監督、マット・デイモン主演の法廷サスペンスもの。
共演にクレア・デインズやジョン・ヴォイトなど豪華な97年作。
弁護士志望のルディ(マット・デイモン)はブルーザー(ミッキー・ローク)の事務所に雇われ、経験を積むように言われる。
弁護士資格こそまだ取れていないが、経験の多いデック(ダニー・デヴィート)と共に、白血病を患った患者への保険料支払い拒否について調査を開始する。
そこで出会ったのは、夫からDVを受けて入院していた若い人妻ケリー(クレア・デインズ)だった。
というお話。
マット・デイモンがとにかく真っ直ぐで正義感の塊のような青臭い新人。
若くてとても役柄に合ってると思った。
いちいち慣れていなくて、一生懸命でたどたどしく、高感度は高いよね◡̈⋆*
すぐにどっか行っちゃうんだけど(笑)、ボスのミッキー・ロークもチャラそうだけどいいとこ取りなのもあって凄く良かった!ぴったり!
ダニー・デヴィートっていつも減らず口でちょこまかしてる印象だけど、いい味出すんだよな〜♡
キャスティングは悪くなかったし、元々原作小説があるものみたいで、ストーリーもおおまかな部分は良かった。
でも、なんだかクレア演じる人妻との関係や正当防衛の話やらが、いまいち、うーん、と。
結局、正義とは何だ、という問いかけ自体は成功しているけど、なんだか消化不良な印象。
つまらないわけではないけど、めちゃくちゃ面白かったわけでもなく、どこか無難な作品かな。
終わり方は良かったけど。
新米で夢があって正義感の強いルディだからこその選択で、最後まで芯の部分がブレずに終わるのは後味が良い𓅪˒˒
記録 : 2020年199本目。