ぴんぬん

007/カジノ・ロワイヤルのぴんぬんのネタバレレビュー・内容・結末

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

007見たことないと思ってたけど全然見た事あった。

●まずはエジプトっぽい砂の国で爆弾男を追うシーンから。ボンドから「耳から手を離せ」と言われてるのに離さなかった下っ端男のせいで、爆弾男に逃げられる。工事現場を、人にぶち当たりながらパルクールで逃げる黒人と、頭を使ったり(機械動かして下に降りる)使わなかったり(壁ぶち破る)してどこまでも追うボンド。スタイルと体格が良すぎる黒人に追いつくのは無理があるなと思った。そのあとのクレーンでの格闘シーンはこっちが内蔵ヒュッてなった。結局逃げられたなぁと思ったけど、車の後ろに捕まって追いかけるの狡い笑。大使館?領事館?に逃げられたから、さすがにもう中に入れんのかなと思ったけど、バンバン撃つし爆発させるボンド。爆弾男は撃ち殺し、荷物を奪って姿を消す。

●人を2人殺し007の称号を得たボンド様。女性上司Mの家に侵入したり、問題児でしたが、今回のミッション「爆弾テロ組織を壊滅させよう」に挑むよ。爆弾男の携帯の履歴からエリプシスの発信元バハマへ。

●リゾートホテルで駐車係に間違えれたボンド、何も言わず車回すのかと思ったらそのまま他の車にぶち当たるの草。車の警報音に皆があたふたしている間にホテルに侵入し、爆弾男の電話に残ってる履歴時間の監視カメラを見て、発信元の男とその車を確認。そのあと受付嬢に、○番のこの車にこすってしまったから謝りたいんだ〜って言って名前と部屋番号しれっと聞くボンド頭良。

●エリプシスとは武器商人ディミトリオスのことだった。ディミトリオスにポーカーで圧勝し高級車を手に入れたボンド、ディミトリオスの妻を誘惑。俺が泊まってるところ近いから〜言うて発進して、一回りしてホテルに戻ってくるの草。そして誘惑したくせに聞きたいこと聞いたらすぐポイするボンド悪すぎて草。

●ディミトリオスを追い、何かの展示会へ。クロークの番号札を意味深に机に置いたディミトリオスに見つかり、人混みの中でナイフの押し問答。さすがに周りにバレるだろうと思ったけど、ディミトリオスさん、声なく死んでいきました。その間に荷物が受け取られ、実行犯を追いかけて空港へ。

●マイアミでの飛行機爆破計画をとめる。空港のサングラス売り場の鏡で追われてることに気づいた男、人混みに紛れて逃げて空港のスタッフの服に着替えて内部へ。混乱に紛れて、可燃性バッチリそうなトラックに乗り込み飛行機に向かって走り出す。トラックにしがみつくボンド、もはや車より足速い。ぶつかる直前で逃げた男の腰に、トラックの下に仕込まれていた爆弾を装着し、無事トラックを止める。犯人だと思われてボンド捕まったと思ったら実行犯の男が爆発してナイスでした。もし飛行機が爆発してたら、飛行機会社の株が大暴落してテロリストにお金が入るはずだったが、飛行機は爆発しなかったので、テロリスト大焦り。そしてそれがマッツ・ミケルセンでした(カッコイイヨ!!)。

●無事解放されたっぽいボンドの腕に、Mは発信機を埋め込む。問題児だものね。ちなみにディミトリオスの妻が、ボンドと話したからと殺されてたのは可哀想に思った。

●次はル・シッフル(マッツ・ミケルセン)とポーカーで勝負するため、電車の中で財務省の女の人、ヴェスパーと合流。お金を受け取る。そしてこの女の人が凄まじく綺麗なのよ。最初は嫌悪感丸出しやけど。恋人の設定、絶対ボンドの俺得やし、敵はまったく反応せんし、なんだったのだろうか感。

●カジノにて、仲間のマティスと合流。ポーカーでは、ル・シッフルが勝ち続けるが、これはボンドの策略なのでは!と息巻いてたのに全然違うかった。1時間休憩のときに、ル・シッフルが金を借りた黒人武装集団がル・シッフルを襲いにくる。ル・シッフルがシュコーッて吸う喘息?の薬みたいなのに発信機を取り付けたボンドは、ヴェスパーと、黒人たちとのやりとりを部屋の外で聞いていたが、逃げるのが間に合わなかったので、黒人2人が出てきた瞬間キッスでその場をしのごうとする。が、ボンドの耳にイヤホンが入ってまして…、大乱闘が始まる。逃げ惑うヴェスパーと、階段を転げ落ちる男たち。ヴェスパーの協力もあり男2人を殺し、何事もなかったようにまたポーカーへ。

●第2ラウンドでは、ル・シッフルの癖(コメカミに指を当てる)を利用して勝とうとするが、罠だった。またも大金をとられてしまい、気が気でないボンドは、ちっちゃいナイフを持ってル・シッフルを追う。これも何かの策略かしら、とワクワクしたけど、ただボンドが冷静じゃないだけだった。草。同じ卓に座ってた男が、まさかのCIAで、お金をくれる。CIAは資金が潤沢らしい。ええ人やった。

●ヴェスパーはヴェスパーで、人の死を目の当たりにしてお風呂場でプルプルしてた。慰めるボンドかっこよかったです。

●第3ラウンド、せっかくCIAの人にお金を借りたのに、酒に毒を盛られ、ボンドフェイドアウト。フラフラになりながら自分の車へ行き、注射を刺すと、毒の情報が本部へ。みんなが「ボンドが薬盛られた!」って慌てふためいて助けようとする。最後の最後でAEDの線が入ってなくてボンド死んだ、と思ったらヴェスパーが線繋いで危機一髪生き返る。ならボンドが退室したときに早く追いかけろ。

●気を取り直して第3ラウンド。難なくボンドが勝利。これで終わったーと思ったんよ。でもそれにしては残りの時間が多かったんよ。実はマティスは裏切り者(?)で、ヴェスパーがさらわれる。急いで車で追いかけるが、道路に転がったヴェスパーが目の前にいきなり現れ、避けようとして車がドンガラガッシャン。そのまま連れ去られる。

●拷問シーン。座るところが破られた椅子にスッポンポンで座らされたボンド、綱の結び目を大事なところに打ち付けられるという可哀想な拷問にあう。あ、やっているのはマッツ・ミケルセンです(私は何を見せられているんだ)。それでも口座の暗証番号を話さないボンド、ここからどうやって反撃するのかしらー!とワクワクしてたのに、いきなり誰かも分からんやつがル・シッフルを撃ち殺して終わる。

●病院で目覚めたボンド。ヴェスパーも無事。銀行の人が来てお金を送金。これで終わりかしらと思ったけどまだだった。だってまだ時間が余ってたんですもの。ボンドとヴェスパーがくっついて、ボンドはMI6を辞め、2人で過ごしている中、意味深に男がうつる。

●朝、ヴェスパーが銀行に行ってくると言って出たあと、Mから「早く金を送金しろ」と連絡が来る。そこでハッとしたボンドはヴェスパーを追うが、追いつけず、ヴェスパーは男たちに金を渡す。水路の街の建物の中で大乱闘。男たちを一掃し、閉じ込められたヴェスパーを助けようとするが、水の中で鍵も閉められたため助けられず、ヴェスパーは死んでしまう。そしてお金が入ったトランクは、水の中に消えていったと思ったら、冒頭にル・シッフルとうつってたホワイトという男が回収していく。どうやって回収したのかはは謎。

●ヴェスパーは黒でマティスは灰色、裏切り女が死んで良かったじゃないか、とMに強がるボンド。しかし、実はヴェスパーの元彼がテロ組織に捕まっており、それを助けるためにヴェスパーは奔走していた。そして、ボンドを助けるためにお金を渡すと取引したため、拷問途中でボンドは助かった、らしい。ボンドはMI6に復帰。

●ホワイト宅に襲撃するボンド。さて黒幕を吐かせるぞってところでおわり。

分からんことがいっぱいあるんだが……。元彼を助けるから金を持って来いって言われたってこと?そんなん絶対嘘で殺されるに決まっとるやん。ネックレスを外して、元彼のことは吹っ切れたみたいなこと言ってたけど、元彼捕まっとんのにボンドに恋するて、元彼可哀想よ。もし元彼のことはもうどうでも良くてボンドを助けるために金を取引したんだとしたら、お金を持っていく意味が分からんし。ただ、財務省の女の人だし戦えない且つ、ボンドに影を持たすためにヒロイン殺したんかなー、とも思いました。知らんけど。
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