ぴんぬん

ブラックアダムのぴんぬんのネタバレレビュー・内容・結末

ブラックアダム(2022年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

なんでもかんでもロック様を使いすぎ。ヒーロー(?)スーツが似合わなさ過ぎるのよ。

●古代都市で悪政のもと、エタニウムを掘る奴隷たちが使役させられているが、老人がエタニウムを掘り当て、手柄を横取りしたい兵士に殺される。それを見た少年フルートが立ち上がり、クーデターを起こす。

●そのあとフルートは捕まり、斬首刑で殺されそうになるが、その直前に魔術師協議会に召喚され、シャザムの力を手に入れる。まさかのここでシャザム?ってなったし、シャザムと対になってるからあんまりスーツがかっこよくないのか。シャザムになったフルートは、サバックの王冠で悪魔の力を手に入れた王と戦い勝つ。

●現代、少年アモンがスケボで登場。検問所で、車に乗った男3人(カリーム、サミール、イシュマエル)が検問を受けており、中まで調べられそうになるが、アモンが気をそらして無事抜ける。車の中にはアモンの母親、考古学者アドリアナが隠れてた。男3人のうちの電気屋カリームの姉。

●4人はサバックの王冠を探しに遺跡へ(カリームは見張り役で車に)。勇者テス・アダムの墓を見つける。岩を登り、浮いている王冠を手にすると、その瞬間インターギャングたちが現れ、イシュマエルは殴られ、サミールは殺され、カリームは人質にとられる。王冠を渡すも、アドリアナ「シャザム」でアダム降臨。なんの武器も効かん無敵感すごい。その隙にアドリアナは王冠とカリームを回収して逃げる。

●車で逃げてると、アダムがピュンッて飛んできて対峙。ギャングにエタニウムの砲弾で脇腹を撃たれて倒れたのを、アドリアナたちが回収。イシュマエル、なんか怪しかったけど、ギャングの仲間だった。

●アモンはアダムに興味津々だけど、眠りについて5000年も経っているアダムはそれどころじゃないし、人の家を壊すでない。

● ホークマン、ドクター・フェイト、アトム・スマッシャー、サイクロンたちヒーロー(?)はアダムを捕まえるため出発。悪人と言えど市民を殺すアダムを非難して止めようとするも、アダムのほうが断然強く、ふっとばされる。この人たちまじで誰。見る順番しくったか。

●アドリアナの家にイシュマエルが来る。何かおかしいと思ったカリームは、アモンのリュックに王冠を入れて逃がすが、イシュマエルにお腹を撃たれる。アモンも捕まるが、王冠は持っておらず、人質にされる。アドリアナはアダムに協力を頼む。

●相変わらず執拗いヒーロー4人は、またアダムを止めにくるけど、5000年前でストップしてる人と認識を合わせるなんぞ不可能よ。でもアモンが捕まってると聞き一瞬だけ結託。カリームのお腹も直してくれる。

●アル・ハディディヤ鉱山へ。みんなどうやって潜入するか話し合ってるのに正面突破するアダムさんよ。人質のため王冠をイシュマエルに渡すが、昔シャザムが倒した王の末裔だと分かる。無事アモンを助けてイシュマエルは即殺。

●5000年前、王はシャザムになったフルートの両親を襲う。瀕死の父親に、優しいフルートはシャザムの力を与え、殺されてしまうが、シャザムになった父親が敵を全滅させてしまう。それがアダムだった。アダムは協議会に封印される。シャザムってそんな何人もなれるもの?アダムさん、「シャザム」って唱えて人間に戻ったけど、前のシャザムは子供が大人に、もはや別人になってたけども、顔は一緒のまま、ガタイが…ひょろい。

●アダムは水中刑務所へ。「シャザム」と言えないように投獄される。が、イシュマエルがサバックとなり復活。ドクターフェイトがいい人だった。シールド張って自分だけ戦いに行ったり、アダムの意識に呼びかけて復活させたり。ていうか4人が弱いのか、サバックが強すぎるのか、よ。

●アモンは市民たちと奮闘。ドクターフェイトに、電気関係で死ぬと占われたカリームが、「俺はここでは死なない!!」って敵に向かっていくとこ面白かった。そして、アモンがサバックが壊した石像の下敷きになるところをアダムが助けてからの「地獄送りブラック参上」はダサすぎ。アモンの案だけど、まだ子どもだから…。無事サバックを倒したアダムは玉座に座ってみるが、玉座を壊し「必要なのは守護者だ」。

●エンドロール後は、みんなから嫌われてるウォラーさん。ウォラーの忠告は無視。そしてまさかのスーパーマン登場。「話がある」で映画が終わる。

DCって、なんでMARVELみたいにうまくいかんのだろうか…。
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