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ロビン・フッドのchikichikiのレビュー・感想・評価

ロビン・フッド(2010年製作の映画)
3.3
 伝説のアウトロー"ロビン・フッド"誕生までを描いた作品。

 物語の舞台は12世紀末のイングランド(獅子心王リチャード1世からジョン王の時代)。
 また、本作の主人公・ロビンは当時の十字軍遠征隊に参加していた一兵士として描かれています。

 史実を背景にした壮大なスケール感と中世もの特有の重厚感。
 抜群のロケーションに加え、セットや衣装、小物、迫力のあるアクションシーンなどなど…
 見応えのある画作りは流石、リドリー・スコット監督!!

 世界観としてはかなり手堅い作りで、どちらかと言うと、歴史スペクタクル感の強い作品でした。

 ただ、主人公を取り巻く周辺人物にキャクターとしての魅力があまり感じられず、ひいては、重厚感のある歴史物として観ると物語としてのドラマ性が弱いように感じました。

 なので、もう少し抑揚の効いたドラマチックな部分が欲しかったなーと言うのが個人的な意見です。
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