なによりも馬が大好きで、矯正器具をいやがりとったり外したりする姿がいじらしい、子供時代のエリザベステイラー。広大な海が広がる草原を、馬と共に颯爽と駆け抜ける。
何を言われても微動だにせず目をキラキラさせてブレないエリザベスは、小さいながらも高貴でお上品で素晴らしい気品!この齢でもう完成されきった美しさが恐ろしい…!
ストーリーは茶目っ気があり愉快。
末っ子はずっと病気じゃないのに病気だとか騒いでてウディアレン作の登場人物風。
思慮深いお母さんのエレガントさも特筆すべきである。名言を連発する。
見事なスペクタクルレースも見処!
アップシーンは少なめで、客観的な視点からマイと一緒にハラハラしながらスリリングにレースを楽しめる演出は素晴らしい。
全力キラキラのエリザベステイラーを観て、最高に元気が出る作品だった。「緑園の天使」というタイトルがここまでピッタリくるとは…