Taka

ロード・オブ・ザ・リングのTakaのレビュー・感想・評価

ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)
4.3
IMAXで鑑賞。公開当時は1歳だったので、劇場で観るのは2022年が初めてだ。

個人的にこの3部作こそが完璧なトリロジーだと思っているの(そりゃ3部作を前提にして撮影してるから)ですが、改めて観ると日本でウケるのも分かるなぁ…とも思って、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのようなRPGのようでもあり、宮崎駿のジブリ映画を観てるかのようにキャラも立っている。そりゃ、原作がトールキンの有名小説だからDNAが上述したものにはあったが正解だけど、それらを通った多くの日本の観客たちにウケるのは当然だよなと。

でも、その当然が必ずしも成功するかといえばそうではなく、そこはスタッフ・キャストの努力の賜物である。舞台が整っている・キャラ造形が良いためにどのキャラにも思い入れを入れることができる、この2つを整わさせる(特に後者)のは至難の業だ。それが出来ている。だから、成功したのだ。

そして、IMAXで観れて良かったと思っている。指輪の邪鬼、オークやバルログ戦の轟音・重低音を全身で体感するために料金を払っても損はないです。こうした名作を再び映画館で、IMAXで観れるという試みはこれからもぜひやっていただきたいと思う。ここしばらくのIMAX及び映画館のリバイバル上映の多さはコロナ禍や作品の一極集中化もあるのだろうが、配信時代において映画館で体感する名作の良さをアピール出来るのは良いことである。

とりあえず、このまま残りの2作もIMAXで観れればまた感想書きます…って感じで(これで3時間は飽きないけど、あと2作を映画館で耐えれるか?)。
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