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赤い家
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『赤い家』に投稿された感想・評価

lemmon
3.9
精神錯乱に、観ているこっちがなりそう。


平和に見える兄妹と、2人が親代わりとなる1人の大人になりかけの女の子がいる。3人暮らし。

大人になりかけの女の子は、恋をするが、彼には女の子と同級生の大人びた彼女がいる。
ここに兄に雇われた、たくましい男が絡み、奇妙な四角関係。

淡い青春ものかと思いきや、割とドロドロな恋愛模様、そこにまた複雑に絡む兄妹の過去。


なんだかよくわからないが目の前の出来事を追っていると徐々に見え始める、歴史は繰り返されるかのような過去現在のドラマの重なり。

狂気性を帯びた終盤、一気に傑作ドラマへと転じていく。
兄は現実と過去を行ったり来たり。
ヒーローにもヒールにもみえてくる。
神格化したラストも面白かった。


エドGがやっぱ巧い😆。
「レベッカ」のアンダーソンと兄妹ってのも恐いが、アンダーソンは今回大人しめ。


観終わると、「あれ?、、、どうだっけ?」と思ってしまった。楽しかったけど😅。
meg
-
過去記録
たく
3.6
養父に大事に育てられている若い女性が、養父の隠された秘密と森の危険地帯との関係を知っていくサスペンスを描く1947年作品。若い男女たちのすれ違う想いと、森で孤独に暮らす男性の歪んだ愛情が対比される。エドワード・G・ロビンソンが、優しい養父と執着心に囚われた不気味な姿を見事に演じ分けててた。本作が映画デビューとなるアレン・ロバーツの可憐さが印象的で、調べるとこないだ観た「武装市街」(1950年)で盲目の娘を演じてた。ジュディス・アンダーソンは何といってもヒッチコックの「レベッカ」(1940年)のダンヴァース夫人で、本作では全く正反対の控えめで優しいキャラクターだった。デルマー・デイヴィス監督作は初見で、ヘンリー・フォンダ主演の「スペンサーの山」(1963年)はいつか観てみたい。

森の近くに農場を持つ足の不自由なピートが、妹のエレンと養女のメグと暮らしており、ある日メグの口利きによって友人男性のネイスが農場の手伝いとして雇われる。森の中には「赤い家」という危険な場所があり、決して近づかないようピートがメグに警告するも、若者らしい好奇心によってメグとネイスが真相を突き止めようとする展開。メグがネイスに密かに想いを寄せる中で、ネイスには美しい恋人のティビーがいて、そのティビーはイケメンのテラーに言い寄られるというすれ違いの構図が示される。

ピートが森の番人として雇ったテラーが、ついにティビーを口説き落とす。この二人が絵にかいたような美男美女で、この偽りの愛がネイスとメグの素朴な二人の純愛と対照的に描かれる。ここにピートが亡くなったメグの母親のジーンに寄せる歪んだ愛情が重ねられ、ピートの妄執が際立ってくる終盤にはホラー味が漂う。彼が不幸な境遇にあったジーンを救い出そうとしたとメグに語るのはおそらく勝手な思い込みで、エドワード・G・ロビンソンの不器量な容姿が説得力抜群だった。中盤でメグの顔のアップの異様なロングショットがいささか不自然で、ここはピートがジーンに寄せる強烈な思いの暗示だったのかな。

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