裸の拍車の作品情報・感想・評価

「裸の拍車」に投稿された感想・評価

喧嘩の場面で唐突にフレームインする馬の頭に異様なインパクトを感じた。インした直後くらいにすぐカットが切り替わるのだが。

マン×スチュアートのアンチヒーローシリーズ+鉄板岩場ウエスタン。

スチュアートのみならずロバートライアンがまさかのスーパーチャらいアンで結構な出落ち具合だし、道中寄せ集まった面々がずっと揉めまくるだけの長閑なロードムービーで岩場以外基本寝た。

ジャネットリーもサイコばりに抜かれたところでなんもできない無力さに絶望してた。
たかや

たかやの感想・評価

4.5
めちゃくちゃ良い。
断崖で始まり断崖で終わるわけだが、この高低差を巧みに使うのが上手すぎる。『ウィンチェスター銃』でもそうだが大好き。

そして、男3人女の1人という構図がこうも上手く絡み合うのかと。あとここにロバまで役者として入ってくる辺りが面白い。
どなべ

どなべの感想・評価

2.0
ほとんどの西部劇は雑な色恋要素のせいでめちゃくちゃになってると思う
ヒロインの心の描き方とか学芸会レベルだし、これのせいでいくらカメラやロケーションが良くても雑な印象しか残らない
男しか出ない西部劇の方が断然いいや
SKE

SKEの感想・評価

3.8
崖の高低差を用いた銃撃戦などロケーションが印象的。流木には気をつけようという話。
ジャネット・リーが完全にデイジー・リドリーだったのでスター・ウォーズ公開まで生きようと思いました。
Jimmy09

Jimmy09の感想・評価

4.0
この映画、一見すると西部劇のように見えるが、内容的にはノワール映画に近い感じだった。
1953年の映画であるがカラー作品であり、ヒロインとして出演しているジャネット・リーが綺麗!
後年の『サイコ』ではよくは判らなかったが、本当に輝くような金髪が映えて美しい!

ならず者を追うハワード(ジェームズ・スチュアート)は、途中で知り合った金脈大好き爺さん、倫理的に問題ある除隊男、の二人と協力してならず者を捕まえる。しかし、ならず者に5000ドルの賞金がかかっていることを他の二人に知られて、賞金の配分について揉めたりする。おまけに、賞金かかった男には連れの女性(ジャネット・リー)がいた。
ハワード他2人の計3人は、賞金男と女性を護送するのだが、逃げる機会を窺うならず者、賞金を独り占めしようと企むもの、金脈の在処と引きかえにならず者を逃がそうとする男など様々な人間の思惑が入り乱れる。
この思惑の絡み合いが楽しくて、綺麗なカラー映像とあいまって、映画を楽しくしている。

なかなか見応えあるアンソニー・マン監督作品であった。
ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.7
正直全体的には普通の西部劇という印象だった。勉強不足だろうか。テクニカラーの大自然は美しい。
明らかに裏切りそうなロイ(ラルフ・ミーカー)とのバトルは無く、意外に裏切るのは爺の方。
ジェームズ・スチュアートの錯乱演技はちょっと大袈裟じゃないかな。ひとしきり叫んだ後落ち着いてから妄言を吐き続けるみたいな錯乱の仕方ってあるか?
やはりロバート・ライアンが良いな。三人に不協和を齎そうと策を練るニヤケ顔が素敵。
馬が転けるシーン見るたびに心配になるんだけど、あれぐらいじゃ脚折れたりしないものなのかな。
ラストに冒頭の高低差バトルを繰り返す構成は熱い。
佐々木

佐々木の感想・評価

4.3
誰もが裏切る動機とチャンスがある。プロット完璧。サスペンスの教科書みたい。タイトルも内容と見事に一致してる。2019.1.10シネマヴェーラ
アンソニー・マンの西部劇。崖を使った垂直アクションが燃える。死体を埋める行為すら詩情にあふれている。
>|