きき

ワーキング・ガールのききのレビュー・感想・評価

ワーキング・ガール(1988年製作の映画)
2.8
『CLOSER』のマイク・ニコルズ監督が描く、恋と仕事、どちらにも奮闘する働く女性をメラニー・グリフィスが演じる。
ゴールデングローブ賞も受賞。

ウォール街で働くテス(メラニー・グリフィス)は向上心の塊で頑張り屋。
しかしそれを問題児と見なされ、クビ寸前になってしまう。
異動した先は女性ばかりの職場で、テスはそこに新しくやって来た女性の上司、キャサリン(メラニー・グリフィス)。
同い年の彼女と意気投合し、張り切って仕事に打ち込むテスだったが、キャサリンが骨折して入院してしまう。
彼女の代理をすることになるが、そこでキャサリンの本性を知ることになる。
そして、大きな仕事を進める中でジャック(ハリソン・フォード)と出会う。

というお話。

ずっと気になってたんだよねー!
今から32年前の作品。
なので、話自体は少し古臭い部分もあるけど、32年前にこのストーリー、とっても斬新だったんじゃなかろうか!
だからのゴールデングローブ賞受賞だし、アカデミー賞にもノミネートなのかな、と◡̈*

衣装も古いけど、今ならレトロな感じもして可愛らしい!
肩パットは好きじゃないけど…
あと、無駄に下着のシーンがあるけど、ああいうのはいらないよな、と思う。

この手のサクセスストーリーはやっぱり爽快で好きだな〜\♡/"
ツッコミどころがないサクセスストーリーは存在しないからね、勿論あれ?と思う展開もあるけど、テスが頑張り屋さんの設定なのでそんな展開も許せちゃう。

シガニー・ウィーバーがいい感じに嫌な女なんだけど、確かに"待ってるだけじゃ何も始まらない"のは事実で、いつの時代も、どんな内容でも、少しくらい大胆に積極的に狩りに行かないといけないんだなぁ、と気付かせてくれる存在でもある◎

アレック・ボールドウィンとジョーン・キューザックは若過ぎて気付かないレベルだった!
それから、モルダーことデヴィッド・ドゥカヴニーもちょい役で出てるらしいんだけど、多分まじで一瞬でわからなかったわ( ⊙‿⊙)

ただ、一つ気になったのが、後半で同僚たちも主人公を思って集まるシーンがあるけど、一度も彼女たちのバックアップやサポートのシーンがないの。
どうせなら、みんなで彼女の味方にこっそーりついていた、なんて描写を少しでもしていたら良かったなぁ。

女同士だからって決してぶつかり合うだけじゃない、それは勘違いしないでほしいと思う。

記録 : 2020年228本目。
きき

きき