※オタクや童貞が頑張るシリーズ第7弾。
この映画に関してはネタバレあり😅
①
オタク童貞映画によくある、ラストに成長した証として、オタク趣味を捨てたりする描写はない。
どころかオタクの姿に戻って告白するので、オタクであることは否定してない。
それもあるのか、このときの電車男ブームによって「オタク」や「2ちゃん」が認知されたのだった。
今では若い女性が「わたしアニオタでー」なんてカジュアルに言っちゃう時代になったけど明らかに電車男ブームがターニングポイントとなったと思う。
②
会社まで押しかける電車男、しかもビービー泣く始末。
そんな電車男の何がそんなにエルメスは良かったのか、という疑問が残る。
調べてみると山田孝之はこのとき電車男と同じ22歳。
とすると中谷美紀がこのとき29歳だからエルメスも同じくらいの設定だろう。
今までいまいち理解してなかったけど年の差恋愛を描いた作品だったのだ。
だから2人の間は常にエルメスが暗にリードしてくれる。
クライマックスでは告白する前にやっぱり泣いちゃう電車男に対して「頑張って!」と告白を促す。
さらに、告白した後はエルメスの方からキスをするのだ。
おいおいおい。
しかも秋葉原の街中で!
すざけんなっ!
なんと三回もキスするのだ!
さーんかーいめー😫
「電車男」に描かれる恋愛はイージーモードで、現実の恋愛は決してこんなにうまくはいかない!
③
久しぶりに見ておもしろかったけど、自分もちょうどこの2005年にオタク青年として恋愛沙汰があったことを思い出した。
※詳しくはコメ欄に書いときます💦
人は誰でも最初は電車男なんだから勇気を出して頑張れ!と優しく応援してくれる作品だった。
オタク童貞映画としては意外と薄味で、むしろ青春モノとしての色合いが強い。
オタク童貞映画度45%🧚♀️🧚♀️🧚♀️🧚♀️🧚♀️