さっこ

佐々木、イン、マイマインのさっこのレビュー・感想・評価

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)
5.0

人生は残酷だ。
子供の頃、自分はいつか大人となり、ドラマのような恋愛をして青春を送り、そして結婚して子供ができて家族を持つものと思っていた。

しかし人生は残酷なので、何もしないと本当に何にもないまま青春は夢のように去り中年となってしまう。全く恋愛経験してない中年の人も多いと聞く。

自分もキラキラした青春などなく中年になってしまった。ずっと独身である。
(でもXで回ってくる無料漫画の半分くらいが「夫が最悪すぎて結婚生活が地獄」…みたいな漫画で結婚に憧れないけど)

そんな自分だから、主人公の潔い恋愛の終わり方もすごくガーンとなった。
自分は恋愛でいつも付き合った女性にフラれてしまった。
そんなとき潔く去ることは出来ず、いつも女性の足にしがみついて「なんでもするから!悪いとこ全部治すから!だからオレを捨てないで!」と醜態を見せた挙句当然のようにフラれてその後ストーカーになったりリベンジポルノを流出させるような恋愛を繰り返してきた。
自分みたいな中年が、頂き女子みたいな若い女のロマンス詐欺にコロッと騙されて、先日の西新宿タワマンキャバ嬢殺人みたいな事件を起こしてしまうのだろう。

※このレビュ-はフイクションかもです。





本作のレビューに多いのは「そういえば学生時代、佐々木のようなやつがいたな」みたいな感想だ。
自分の感想はそうじゃなかった。
自分は「ああ、佐々木ってオレみたいだな…」
と思ってしまった。
だから…ものすごく感動してしまったのである。
(佐々木のようにノリで裸にはなってません💦あと恵まれない家庭環境だったわけでもない)

佐々木は何にも報われない日々を過ごした。
あいつにとってカラオケ屋で女の子ナンパしてちょっと仲良くなったことが人生で一番輝いた日だったんだよ。
(でも恐らく男女の関係にはなってない…そこがまた良い)

そして佐々木の友達の一番地味なやつが真っ当だけど素晴らしい人生を送ってる。
この残酷な対比…!

でも佐々木だってもがき苦しみながら何とかしようと思っていたことが分かる。
それがこの作品の印象的なジャケットのシーンである。
佐々木は報われないけど彼の人生は否定されない。素晴らしい時間があったんだと肯定してくれる…そこに感動してしまう。





とにかく本作と「君は永遠にそいつらより若い」を見てほしい。

本当に感動した映画ってなんてレビューしていいか分からなくなる。で逆に薄いレビューになってしまう💦

このレビューは一面的なことしか書かれてない。もっといろんな要素があり、人生の辛さや輝きをあらゆる角度から捉えた作品だと思う。必見。









レビュ-終









飯豊まりえ、かわいい女優さんだなーと思っていたら、自分と同世代の高橋一生というオバサンみたいな俳優と結婚した。おめでとう!
死なないかな。



























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ここから怖い話です👻
好きな人だけ読んでください👻





先日、知り合いの知り合いの若い女性から聞くことが出来た話。
その女性は最近群馬県から静岡県に引っ越してきた女性で、年齢は20代前半、Y子さんとする。









【五島列島の言い伝え】





🗣️
Y子さんのお母さんの実家は五島列島である。
五島列島はある有名人の出身地で、その人はMISIAである。
MISIAの出身はWikipedia見ると対馬らしいが、Y子さんは五島列島だと言っていた。
五島列島で見かけたこともあるらしい。Y子さんのお母さん(以下、Y子母)はMISIAファン。
MISIAの父はDr.コトーみたいな開業医だったらしい。対馬から五島列島に引っ越したのかな?
あ、MISIAは怖い話に特に関係ないです💦



🐕
五島列島にはある言い伝えがあった。
それは「人間が死ぬと緑色になる」というものだったらしい。
もちろんY子母もそんなの嘘だと思っていたらしい。



👵🏻
Y子母が子供の頃の話である。
Y子母の祖母が亡くなった。(つまりY子さんのヒイおばあさん)
仏間に祖母に白装束を着せて布団に寝かせる。その夜はお通夜となる。
何かのときに家族のものが作業で居なくなり、Y子母に祖母の遺体を見ていてくれと頼まれた。
仏間にはY子母1人。目の前には祖母の遺体。

暇を持て余し、ぼんやりとしていると視界の片隅に違和感が。見ると祖母の遺体から何やら黒いモヤのようなものが出てきた。
そしてその後、スーッと部屋のどこかに消えてしまったという。

何だ今の黒い物は??
そんな思いに駆られていると、またおかしな違和感が。
祖母の遺体の肌が緑色ぽく見えてきた。
見ていると、ぽくではなく完全に緑になった。
それは「人体が突然苔むしたようだった」ということである。


🐈
「人間が死ぬと緑になる」
五島列島の言い伝えは本当だったのである。
Y子母が遺体を見てると、やがて遺体は元の肌色に戻った…というなら何となく納得できるが、そうはならなかったらしい。

なんと、その後、祖母の遺体はずっと緑色のままだったらしい。
家族みんなそれを目撃して驚いた。
そして火葬されるまでずっと緑色のままだったそうだ。

Y子母の実家は大きな家で(つまり本家ということだと思う)、親戚が集まるらしいのだが、いまだにあのときお婆さんが緑色になったな…みたいな話をするのだそうな。


🤔
そんなことってあるのかな。不可解な話である。




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