真っ黒こげ太郎

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーンの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

3.7
シリーズの初レビューが3作目で、いいのか…?

と思ったらスピンオフの6作目が初レビューだったし、まぁいいか。w

しかし、6作目→3作目って流れも変だなw



月の裏にオプティマスのパイセンこと、センチネルプライムが亡命していた!
早速連れて帰って蘇らせて、一緒に戦う決意を固める。

一方サムも恋人と仲睦まじく暮らしていたが、就職した会社が色々とアレな所だったり、ホモの中国人に絡まれたり、ディセプティコンのヤンデレホモ暗殺者に殺さかけたりと散々な目に遭うのだった。
オマケに戦いに参加しようとしても仲間に入れてもらえなかったりするのだった。
(コマンドアクション映画に出演したり、筋肉付ければ良かったのにね。w)

知人の助けを借りて真相を突き止めると、ディセプティコンは超技術の使えるセンチネルプライムを狙ってる事が判明!

センチネルプライム守るために戦いに挑むオートボットだったが、実はセンチネルプライムはディセプティコンとグルだった!!!!



ロボットアクション大作「トランスフォーマー」3作目。
本当は1作目からレビューしようと思っていたけど、結局3作目からのレビューになっちゃったw


突然だけど、「脂っこいドンパチが観たいなぁ!」と思う時ってないすかね?w
え、ない?俺は頻繁にそんな気概に襲われるんだけど、俺だけ?w

自分自身、最近「ドンパチ成分が足りねぇ!」と最近やきもきしてたので、「そういえば最近観てなかったなぁ!」「久々に観てみるか!」と思い立ち、急遽レンタルして観た。


正直、お話自体は結構アレだ!だがドンパチ成分は十分補給できたよ。

前半で裏切り者の策略から復帰して、軍人達と共に戦う展開は燃えるが、そっからの話はややgdgd気味。

軍人のアホなピタゴラスイッチやワイヤーにもつれて動けなくなるオプティマスは笑えたけど、そのせいで話が間延び気味になってしまったのは残念。
(本作で一番強いのは、あの切るのに時間掛かるワイヤーなんじゃないのかなw)
脚本も相変わらずガバガバだし、いきなり捕虜になるわ敵軍が味方同士で潰し合うわと無茶苦茶だったりした。
そのせいか鉄のグラボイスみたいなのが出てたり、機械版チタウリみたいなのが沢山出てるにも拘らず、後半は結構ダレ気味だった。
(まぁアクション映画でお話に期待するのは野暮なんだけど。)
ラストもアッサリしすぎ!w(これは笑ったがw)


とは言え、好きな所も多い。
相変わらず大破壊シーンは迫力あるし、ドンパチシーンも沢山あるのが嬉しい。
空から落下するスカイダイビングアクションも見ごえあり。

特にロボットアクションは1、2作目より面白く観れた。
戦闘シーンで複雑な所はスローで見やすくなってるし、残酷描写も取り入れられていて愉快だった。
道路でのチェイスバトルや西部劇バトル、オプティマスの無双シーンなどロボットのアクションはどれも見応えがあった。
(一部では「見ずらい」と言われているが、一部シーンが少々ゴチャついてるぐらいでそこまで見ずらくはなかったかな。)

他にも腹立つ悪党を感電死させたり、メガトロンとセンチネルをまとめて切り潰すシーンなんかも愉快だった。
(特にセンチネルは味方を惨殺していただけあって溜飲が下がった。)

話もアレだが、男前な軍人が味方に付いてくれる場面や、後半オートボットの面々が罠を掻い潜り集まり、共に戦う決意を固めてくれるシーンは燃えました。
(個人的にタイリース・ギブソンさんが男気を発揮してるのが何か嬉しかった。)
後Linkin Parkのエンディングテーマが超カッコイイ!!!


正直一般的にはgdgdな駄作かもしれんが、俺は最近不足気味だった脂っこいドンパチを沢山補給できたので、中々楽しめました。
まぁ、おススメはせんけど、思ったよりはマシな映画でよかったです。w


まぁ、これから脂マシマシなドンパチアクションが観たくなったり気が向いたりしたらこのシリーズも観てみたいと思います。
ついでに視聴済みな1、2作目のレビューも何時か書きたいですな。
(気が向いたら、ですがw)

個人的には6作目のスピンオフで、マイケル・ベイさんがボロクソに言われていたのがショックだった時の、重い気持ちを引きずりたくないので。
(面白い映画もあるんだからな!「ザ・ロック」とか!「ペイン&ゲイン」とか!(もういい))

例え4、5作目がクソ映画だったとしても、阿修羅となってレビューしよう!
なーに!きっと「トランスモーファー」シリーズよりはマシだよ!!!
…多分。w