朱音

アベンジャーズの朱音のネタバレレビュー・内容・結末

アベンジャーズ(2012年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

この映画はマーヴェル・スタジオによるMCUファンのための謂わばお祭り。
それぞれに主題・命題を持った各個別タイトル作品と違い、本作を独立したひとつの映画として観るというのは無粋なもので、アトラクションとして大いに楽しめれば良い。
その期待に応えたという点において、本作は十分な出来栄えだと思う。
後半怒涛のアクションシーン、それぞれのキャラも持ち味を存分に活かした手際のよい展開。前半で描かれた何気ないセリフが、終盤キメゼリフとして活かされる場面、これは燃える!滾る!

ジョス・ウィードン監督は私たち観客が観たがっているものをよく分かっている。
ED後の気まずい食事会はファンならニヤニヤを抑えられないはず。


ロバート・ダウニー・JRは言うまでもなく最高だが、マーク・ラファロのハルクが驚くほどハマっていた。


※追記
廃墟でナターシャを椅子に縛り付けて尋問しようとしていたロシア人スパイ。そんな彼を演じていたのがなんとポーランドの映画監督イエジー・スコリモフスキだったそうで吃驚した!
朱音

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