しんしん

ポエトリー アグネスの詩(うた)のしんしんのレビュー・感想・評価

4.3
本当にイチャンドンは素晴らしい目線を持っている監督だと思う。ある事件が起こった時、この人の目線ではどうだろうっていう。見過ごされがちなその人の目線からだと実は豊かな本質が見えて来る。
ヤンミジャはラストの詩でこれまで語られなかった事件の中心人物アグネスの心を読む。本当に素晴らしいラストだった。

イチャンドン作品これにて完走!
イチャンドンの映画は一貫して人生の意味を見出そうともがく人間が出てくると思う。バーニングのヘミが言ってたグレートハンガーだ。