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ラジオスター
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目次

『ラジオスター』に投稿された感想・評価

Ryoko

Ryokoの感想・評価

4.1
ザアザア降りの雨のシーンでこんなに温かく嬉しい気持ちになれるなんて。
地方のラジオ局でDJをすることになった落ち目のロックスター(見た目はザ虎舞竜のような、X JAPANのToshiのような)と、ピークを過ぎてからもずっと彼を支え続けてきたマネージャー(アン・ソンギ氏)のお話。
一本のラジオ番組が小さな街に奇跡を起こす。一人また一人と幸せが訪れる過程がベタだけど、感動する。そして、ネットで何でもできる今だからこそ「ラジオ」というアイテムがレトロで温かみがあってまた良いのだ!
ラジオの電波に乗せて街の隅々まで元気を届けていくかのように、軽快な音楽と共に街を空から俯瞰して写していくカメラワークが心地良い。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.5
1988年には大賞も受賞したとあるロックスターだったが、その後は大麻に暴力と次々と事件を起こして凋落し・・・マネージャーと共に場末の店で弾き語りまでに成り下がり、懲りずに留置場に一泊したりする日々。
そんな中で、地方のラジオのDJをする羽目になり、マネージャー共々に都落ちで・・・同じく左遷された女性プロデューサーと田舎町で渋々と番組を始めるも、苦肉の策でのリスナーを巻き込んだ放送が功を奏し、人気に火が着く...

で、アン・ソンギとパク・チュンフの4回目の共演となる本作は、シンプルにこの二大俳優のタッグを生かす作りで、展開に地味さはやむを得ないが、喜怒哀楽のツボはしっかり押さえている。
が、もったいないのはラストかなぁ・・・余韻を大切にするなら、やはり盛り上げは必要で、エンドロールを使ってでも二人のその後は見せて欲しかった。

なお、俳優陣では、国民的俳優のアン・ソンギ・・・久しぶりにお茶目に走ったりと、そのサービス精神には拍手。
対するパク・チュンフンもくすぶる演技なんかは巧く、芸達者ぶりをきっちり披露。

そんな訳で、1988年の名作『チルスとマンス』が懐かしい・・・って、もちろん5度目のタッグも楽しみにしてます。


P.S.
数々の挿入歌は、韓国のロックの名曲だったらしく、やはりピンと来なかったのは残念・・・も、タイトル絡みのあの洋楽の曲はしっかり使われてます。
Aya

Ayaの感想・評価

3.7
イ・ジュニク音楽映画3部作の第1作。
初見ではないですもちろん。

ちなみにアン・ソンギさんも客席で一緒にご覧になってたので1点加点しときますね!
大阪金国映画祭のトークショーの話は下へ。

これが3部作中ダントツで好き、ですね!
なぜかって?
負け犬たちのワンスアゲインだからだよ!!
且つバディもの。
大好物じゃん!!

1988年に大人気だったロックスターとマネージャー。
酒に暴力、薬とロックスターを自で行っていたが、今はさえない喫茶での弾き語りで食いつなぎ、後輩には借金をする始末。
(注:やる奴が冴えない、と思った時点で冴えなくなるので、私は喫茶での弾き語りが冴えないとは思いません)

マネージャーに頼りっきり、マネージャーも頼られっぱなしといういかにもな顛末。
いろんなところに営業をかけるものの相手にしてもらえない日々。
ある日地方での昼2時間番組のラジオDJのオファーがかかり、嫌々ながら脚を運ぶ。

左遷されて来た若いPDにAD1人。
その町での番組を通してこの2人がお互いを見つめ合い、最初は馬鹿にしていたラジオDJの役割を見直す、というお話ですね。

あのDJブースの後ろのさ、手紙やイラストがどんどん増えていくのが、イイジャン!!
細かっ!

そして、ラジオなんて今時聞かねえよ!と言われていたけど、心強い地元の4人組バンド、イーストリバーや仲良くなるタバンアガシ、キム女史やジャージャー麺の出前野郎ら少しづつ仲間が増えて行き、町のみんなと電話で会話をしたり曲でコミュニケーションをとることで今までのロック人生でなかったものを獲得してゆくロックスター。

そして、そのロックスター信じるが故に甘やかしすぎて、キラれそうになるマネージャー。
たしかにマネージャーアン・ソンギはチャラチャラしたお調子者だけど、徹頭徹尾コミカル、というのとも違うと思うんですよ。
今日みんな笑ってたけど、お花のエピソードなんて私泣いてたから!

しかしこのマネージャーの強さ、というのは凄いな、とほんと思った。
いつでも前向きでコミカル。
ぶっちゃけ甘やかしすぎなんだよ!と思ったけど、あのマネージャーのやっていること、そして耐えていること。普通あそこまでできないでしょ?
で、ロックスターの魅力が伝わりづらいからよりその不思議感に苛まれる。

そして紆余曲折あって、あのラストカットですよ!!
あのシーン最高に好き!!
雨の日はみんなチヂミとマッコリだよ!
と思ったら今日も雨が!

--------------
アン・ソンギ씨トークショー

今年で3回目の大阪韓国映画祭。
1回目はキム・ユンソク、2回目はユン・ヨジョン、そして3回目にして韓国映画界大御所中の大御所、アン・ソンギを呼ぶ映画祭・・・しかも韓国の3大映画賞青龍賞の授賞式と日程がモロ被りなのに・・・一体どうゆう力学が働いてるんだよ!!
コレはソン・ガンホを呼ぶのもそう遠くないのでは・・・。

と毎回思っているのですが、今日少し担当の方のお話を聞けたので、色々勉強になりました。
(言えないこと多いっすw)

とりあえず先に文句言いますね!
無料抽選制、やめて頂きたい・・・。しかもチケット届いたの映画祭の週の月曜日ですからね?

去年までチケット売ってたじゃん!
それでいいんだよ!好きな奴から金とって見せてくれ!

実はこの日は3本立てのアン・ソンギ祭で朝から「殺戮にいたる山岳」「祝祭」「ラジオスター」なんですけど、私真ん中の祝祭見ないでご飯食べて、ロビーに帰って来て平昌オリンピックのマスコットとダラダラしてたらトークショー入れない人多いからと「祝祭」の後に「アン・ソンギさんが挨拶されるので入ってください!」とスタッフの方が入れてくれたんですよ!

めちゃいい場所で見れた!
しかも撮影OK&SNS投稿OKとのこと。
コレは事前に確認しましょう♪
まぁ主催者側が最初から提示するのが当たり前だと思うのですが。
しかも一緒に客席に座って「ラジオスター」を見るアン・ソンギw

「ラジオスター」での個人的泣きポイントはタバンアガシ、キム女史がお母さんに語りかけるところと、ロックスターがマネージャーに語りかけるところ。

そしてあのラストシーン、脚本では違ったそうです。
それを読んだアン・ソンギ氏が2人で始まった話なんだから2人で終わる方がいい、と言ったら、じゃあ考えてよ!と言われて1時間考えたけど浮かばず、雨を降らせる機械の具合によって起きたリアルな行動を持ってきたそう。
サイコーだぜ!

アン・ソンギ65歳なので、流石にお話がゆっくりしてて且つ難しいというか歴史の話が長い!
あんまオチつけたり的な話し方はしないです。
訳しやすいように合間合間を置いて話されるので余計時間がかかるし、本人も何言おうとしてたか忘れちゃう!
てか見てる人の韓国語わかります!力強すぎですwリアクションがみんな早いよ!
トークショー1時間15分くらいやってたw

南北戦争がちょうど終わった頃から子役として映画に出てこられた氏。
60年代、70年代と独裁政権下での文化的な持ち上げは非常に厳しかった。
そして80年代になって色々な映画監督が出て来てニューウェーブと言われ90年代に大きく発展した、というお話を。

「眠る男」の小栗康平監督のお話も少し出ました。

キム・ギドクの新作「人間の証明」出るんだってー!
しかもオダギリジョーと藤井美菜ですよ!
撮影は夏に終わったそうですが、キム・ギドクは自分でとって自分で編集するのでリハーサルなし2週間で撮り終わったとのこと。

日本人の監督で仕事をしたい人は?という問いには、あまり知らないのですぐには出てこないのですが東京フィルメックスの審査員でご一緒した黒沢清の名前を挙げられてました。
全くアンバランスなのでめっちゃ見たいわソレ!

質問は3人と限定されたのでコレは聞かなきゃいけない!という面白い質問を!と司会の古谷さんが無茶振りしてたけど、質問面白くなかったし、私のこと覚えてますか?!みたいなんいらないよこういう時に・・・と思った。映画祭あるあるですね。

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