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ゴースト・フィーバーのhorahukiのレビュー・感想・評価

ゴースト・フィーバー(1986年製作の映画)
2.5
古びたお屋敷の中でドラキュラと幽霊とゾンビと警察が入り乱れてテンヤワンヤしてたと思ったら、ハゲヒョロオッサンがリング上でボクシングの元ヘビー級王者をダンスでKOするアホ映画。

上の文章でネタバレしてるような気もするけど、こんなの誰も見ないから大丈夫でしょう!

VHSのジャケ画像が一番本作の雰囲気を掴みやすいと思うんですけど、フィルマの画像なしなのが悲しい!全身包帯グルグル巻きのオッサンが黒のハットとグラサンと蝶ネクタイつけてバンザイしてるサイコーなジャケを是非見てほしい!「ゴーストフィーバー 映画」で画像検索すれば上から何個目かに出てきます。

あらすじ…
ハゲでポンコツのオッサン刑事2人は、古くからある屋敷に住んでいる老婆2人を立ち退かせるよう上司から命令させる。屋敷には幽霊が出るという噂があって嫌々屋敷に向かうオッサンたち。しかし、そこに住んでいたのは若くて綺麗な娘2人だった…。そして案の定怪奇現象に見舞われ、外に出られなくなったオッサンたちは…。

最初っから最後までしょーもないことを延々とやり続けるアホ映画。あまりにもしょーもなさすぎて、昨日見たのにもう内容あんまり覚えてない…(笑)

公共事業(確か道路…昨日見たばっかなのに忘れた笑)のためにこの屋敷を取り壊す必要があるので、警官たちは住人の老婆を立ち退きさせようとしてるわけですが、この屋敷を巡って他にも思惑が。近くの墓地に住む幽霊のオッサン2人も道路作られるのが嫌なんで、屋敷にやってきたオッサンをあの手この手で追い返そうとするわけです。

この幽霊オッサンと警察オッサンと屋敷に住んでた美女2人と叔母さん1人が屋敷の中でずっとアホみたいなことをするだけの映画なんですが、まあビックリするくらい面白くない!途中からドラキュラがゾンビ呼び出したり、幽霊オッサンと警察オッサンが協力してドラキュラのオッサンと戦ったり、警察オッサンと屋敷美女がイチャイチャし始めたり。こいつら何やってんだ…。

一応、最後は良い感じで終わりそうな雰囲気を見せつつ、ハッピーエンドなんかバッドエンドなんか良くわかんない、これまたアホみたいなエンドで幕を閉じるという「なんじゃこりゃ感」。ただ、元ヘビー級チャンピオンとのダンスvsボクシングの異種格闘技戦は笑えるので、そこだけは見もの!

これも半年以上前に買ったんだけど、結局放ったらかしになっちゃってたんで消化するために見ましたが、もうちょっと寝かしておいても良かったかもしれません。何なら一生寝かせとけば良かったかも(笑)
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