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ザ・スタッフ
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『ザ・スタッフ』に投稿された感想・評価

あなた「を」食べるアイスクリームです!!


奇才ラリー・コーエンが手掛けた、意外と社会派なSFホラー。

「スタッフ」と名付けられた謎の白いクリームが実は知的生命体であり、人間に食べられることによって身も心も乗っ取り、世界征服を着々と進めていた・・・という出鱈目なお話なのですが、これが中々どうして面白い!

「スタッフ」に侵された人間たちが襲いかかってきますが、これを殴って撃退しようものなら簡単に顔がクシャッと破裂しちゃいます(汗)
身体の中は「スタッフ」が充満していて、内臓も血も出ずに白いクリームだけが全身射精の如く、ぶしゃぶしゃ出てくるところがホラーとしての見どころです。
あと、「ブロブ/宇宙からの不明物体」かよ!と思うぐらい、ニュルニュル〜〜ンと大量の「スタッフ」が雪崩れ込んでくるのも怖い。
アイス(ソフト)クリームに殺されるなんて夢にも思わないですからね。


まず、初っ端からイカれてます。
地中から湧き出てくる「白いフワフワしたモノ」を見つけたオッサンが、「得体がしれん」と言いつつ、いきなり食べる!
どうです?
得体がしれないと承知しつつ、とりあえず食ってみる。
たんに意地汚いオッサンという事なのでしょうけれど、それにしても地面から湧いてるモノを食べるなんてどんだけですよ。
このツカミからして最高じゃないですか?
最高にバカ(苦笑)!
「ブロブ/宇宙からの不明物体」でもオッサンが止めとけば良いのにツンツンしたばかりに食べられちゃいますけれど、さすがにこちらから食ってやるぞ!とはなりませんでしたよ!
常々、世界で一番最初にナマコやウニを食べた人ってすごいなと思ってきましたが、このオッサンも只者じゃないですね。
只者じゃないバカ(苦笑)!
しかも人に無理やり勧めるし。
でも、いきなり売り物にすれば元手がタダだから儲かるぞ!という発想ができるとは、意外に商才のあるオッサンだったのか。

基本、「スタッフ」は人に食べられて体内に侵入、密かに操るわけです(後半になると、力技で襲いかかってきますが・・・)。
つまりは、普通なら何だか分からない正体不明のクリームが地面に湧いてて、それを疑いもせずに食べてくれる最初の人間が必要じゃないですか。
そう考えると何もかも、このオッサンの意地汚さのせいなんですよね。
現実に置き換えたら、ナマコが侵略者じゃなくて良かったってことですよ。
まぁ、マグナム的には、ナマコなんて絶対に食べられないですけれども(汗)!


「悪魔の赤ちゃん」や「フォーンブース」、「セルラー」などの作品で知られるラリー・コーエンは、優れたアイデアマンであり、脚本や原案のみで関わった作品も含めて何かしら確固たるテーマを持たせたうえで単純に面白く仕上がったモノが多いです。
赤ちゃんが生まれつき殺人鬼だったり、電話ボックスで電話にでたら私生活がメチャクチャになったり、ジェイソン・ステイサムが誘拐犯だったりと(←違うか)、どれもアイデア一発勝負みたいなところがあるのですが、巧い監督さんと組むと真価を発揮、自身が監督として出張ってくると凡作になりがちかも。
しかし、本作は馬鹿馬鹿しいアイデアを巧みに膨らませつつ、社会派なメッセージを明確に発信する娯楽作に仕上がっているので、一部の変な演出は相変わらずですが一応の成功だと言えるのではないでしょうか。
同じくメッセージ性の強い「悪魔の赤ちゃん」と比べて、テンポが良いので観やすいですし。

本作は、加工食品や、現在なら遺伝子組み換え食品などに対する警鐘の意味合いが強そうです。
よほど健康志向の方ならいざ知らず、普段から我々は疑いもせずに何を食べさせられているのかあまり気にも留めない食生活をおくっていると思うのですが、それに対して「そんなんじゃ死ぬぞ!」という有難い警告を前面に押し出しております。
わざわざコカコーラ社をセリフに登場させてみたり、「スタッフ」の販売店がマクドナルドの隣だったりと、何を問題にしたいのかが非常に分かりやすい(苦笑)
販売店が燃やされる場面は、本当は隣のマクドナルドを燃やしたかったんだろうなぁ(汗)


マグナム的にツボだった場面は、主人公の顔に張り付いた「スタッフ」を退けるために燃やすんですが、主人公も燃えちゃいそうな勢いでヤバいところと、軍隊が何故かタクシーで移動するところ、そしてジェイソン少年の兄貴がテレビゲームのザクソンをプレイしているところでした。
懐かしいな、ザクソン。
セガのSG-1000でプレイしたような記憶。

後半のはぐれ軍隊みたいなのが出てくる辺りは些か御都合主義でグダグダになりますが(そもそもあんな独立部隊みたいなのがアメリカ国内にあるの?)、スタッフ人間たちが無抵抗で集団自決(体内の「スタッフ」が抜け出る)するのはショッキングですね。
ちなみに、スピアーズ大佐役のポール・ソルヴィノの実娘は女優のミラ・ソルヴィノなのですが、スタッフ採掘現場の工員役で出演しているらしいですよ。
見つけられなかったので、今度観る時はじっくりと探してみたいと思います。


皮肉めいたオチは説明不足な感があるものの、この手の映画には欠かせないツイストを効かせたもので、嫌な余韻が残ります。
時代が時代だけにチープな作品ではありますが、たまに観たくなるヘンテコなホラーなので軽くオススメしておきましょう。
ソフトクリームやヨーグルトが食べられなくなるかもしれませんよ〜(汗)?


某動画サイトにて
izu
3.8
ゾンビのデザート(¥500)

地中から湧き出て来る謎のドロドロな液体を通りがかりに食べてみた男。圧倒的仰天の美味さに驚いたので、’’ザ・スタッフ’’というアイスクリームで大規模に商品展開。しかしそのアイスクリームは内側から人間を支配し、喰い破るというおそろしい生物だった…!!

素敵すぎるジャケットで前世くらいから観ようとしていた作品の1つ。
名作映画¥500とか書いてるけど今では廃盤で3500~4000くらいします(廃盤にしては安い方)

ジャケットからだいぶ99点くらいの勢いなんだけど、残念ながらジャケットのシーンは無かったもののこれよりも良い「ウボボァ~」シーンがあってそれだけで大満足。

冒頭で、地中から湧き出るソレをペロっと舐める男から「嘘だろ...。」という感じなんだけど、地中から湧き出たものをそのまんま容器に移してる、くらいだったので’’スタッフ’’というアイスクリーム自体衛生管理終わってて絶対食べたくなさすぎる。

よくあるB級映画なので会話での間延び感は若干感じはするものの、アイスクリームのせいで’’中から支配される’’という事がいわゆる一種のゾンビ映画的な面白さもある。

とある一家の少年がスタッフが動く瞬間を見たことで「あれはヤバい...」と理解し、家族全員は食べてしまうものの少年は食べず...。そしてスタッフ人間(洗脳された)家族から「食べろよ...」と迫られる、といったハラハラ描写も間延び感を帳消しにしてくれる良い塩梅だな~と...。

スーパーで大量に売られているスタッフのカップをバコバコに破壊しまくり投げまくり「食うなーーーー!!!!」と正義を執行するシーンもグロ系ではないのに最強に面白い。コメディというほどでもないけど、全体的にそういったバランスが良すぎる。
何よりも素晴らしいのがスタッフのドロドロヌルンポヨ具合で、クリーチャーとはまた違ったヌルンドロ具合が見ていて結構楽しい。
「アイスクリーム」という商品がテーマの映画だから、所々’’スタッフ’’のCMも挟んできたりと芸が細かいのも良いよね。

会話が案外長くかったるい...と聞いていたものの、微コメディのヌルドロ映画としてだいぶ面白かった。普通に愛。

視聴 2025年5月30日
映画には観るべき時がある作品て多いよね。特に食品を扱った作品ならばその商品が一番おいしく食える時に観たくなる。
そんなわけでおれはこの狂った暑さが続く夏にピッタリな本作を再見。

ホラー映画の歴史は色んな生物や物体が人を襲う歴史でもあるから食材もその例外ではなく色んなものが人を襲ってる。有名どころだとトマト🍅とか。日本でも寿司🍣が襲ってくるのもあったり。🍅も🍣も悪くないがはやり夏はアイスだよ🍦💨

謎の物質“スタッフ”を使ったアイスが新食感、今までにない美味と爆発的に流行っていた。そんなスタッフの謎を探ろうとライバル会社は産業スパイを送り込む。会社に潜入した産業スパイは不可解な事実を知ることに…

オチは後述するとして(いや、しないかもだが)、とにかくの“スタッフ”というアイスというか物質が人を襲うのが本作の見所。スライム状なんであらゆるところに忍び込むことができる。神出鬼没だから殺しのバリエーションが豊かで楽しい。ある時は布団の中に、またある時は食した人間の中と言った具合に潜んでドギャーンと襲ってくる。無形物ならではの特性を活かしたゴア・シーンは安いがアイディアとサービス精神に満ち溢れてる笑
また“スタッフ”のプニプニしてそうな食感と体に悪そうだが食べたらケミカルフレーヴァーで爽快な味がしそうな色合いが観てると食べたくなってくる塩梅なのもいい。涼しげなスライムといった感じで🍦 食べたくなる映画に出てきた食べ物No.1だよ🍦💨

あと、監督脚本のラリー・コーエンは本作の他にも『悪魔の赤ちゃん』シリーズ、『マニアック・コップ』シリーズ、そして卵🥚オカルトホラーの傑作『デーモン 悪魔の受精卵』等、奇想を転がしながら社会風刺も盛り込む(一部の好き者にとっての)独特の個性を放つ傑作を監督、脚本した名匠。
本作が気に入った人は他のラリー・コーエン関連の作品も観てほしい😏

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