リヴ・タイラー主役かと思ったらマザコン禿げデブ息子が主役。デカイくせに存在感のない男なんだけど、共感できてめちゃくちゃ良かった
僕はデブなんだ…と朝食抜きにしたりさ、その気持ちわかる🥺『デブじゃない！たくましいの！男らしいわ！』と一生懸命慰める母シェリー・ウィンタースが良すぎる
エレベーター故障〜ドーナツやけ食いのくだりサイコー。母の死を受け止められずにいる、自分に自信がないから積極的になれない。この男に凄く共感できて泣いた。日本人ならわりと共感できるかもしれない

• #90年代
• #アメリカ
• #ニューヨーク
• #ピザ

ジェームズ・マンゴールドの監督デビュー作。
サンダンス映画祭 審査員特別賞。

田舎のロードハウス(食堂/酒場)「Pete & Dolly’s」の調理担当の太り過ぎの内気な男ビクター（プルイット・テイラー・ヴィンス）の物語。

亡き父ピーターと母ドリー（シェリー・ウィンタース）が始めた小さな店は、母、ビクター、ウエイトレスのデロレス（デボラ・ハリー）で回していて、デロレス好きのアル中レオ（ジョー・グリファシ）が常連。

ある日、大学を中退した美少女カリー（リヴ・タイラー）がウエイトレスとして働くことになる。
カリーにはジェフ（ロックバンド「レモンヘッズ」のエヴァン・ダンド）という恋人がいるが、ビクターは静かにカリーへの恋心が広がっていく・・・

ふわっとした邦題は置いておいて、原題が『Heavy』なだけに、色々と重い作品です。
ビクターの体重は250ポンド（113kg）前後。
この田舎や店に流れる空気・閉塞感。
ビクターが抱える葛藤・哀しみ・孤独感も、15年勤めてるデロレスやレオも、人生に悩むカリーも、そしてサウンドデザインも重め。

プルイット・テイラー・ヴィンスは『海の上のピアニスト』にも出演してましたが、不随意の眼球運動をしてしまう“眼振（眼球振盪）”という病気を抱えている方で、彼の心情がその眼の動きも相まって沁みます。

まだデビュー間もないリヴ・タイラーももちろん魅力的。あの態度されたらビクターがますます惚れてまうやろー！になっちゃうのも当然。笑
ビクターの妄想に出てくる彼女も良かった。
彼女の魅力が炸裂する『エンパイア・レコード』は本作と同年公開作なんですね。

不定期 リヴを観よう③

【17歳のカルテ】、【アイデンティティー】、
【フォードvsフェラーリ】etcの
皆大好き、信頼出来る職人監督の1人、
ジェームズ・🥭ルド脚本/監督デヴューによる、
ビターな【ラヴ・ストーリー】。


キャリー（リヴ・タイラー）は、大学を中退し、ウェイトレスとして働き始めた。
同棲中の恋人、ジェフ（エヴァン・ダンド）に不満を抱いていると、勤め先の息子、ヴィッキー（プルイット・テイラー・ヴィンス）が好意を寄せてきて...。


🙆‍♂️🙅General review （help the chooser）
ド田舎の
ポツンと寂れたレストラン、［ピート＆ドリー］に出勤する、くたびれたヴェテラン中年ウェイトレス、ドロリス（デボラ・ハリー）。
中では、夫、ピートに先立たれた経営者、ドリー（シェリー・ウィンタース）が、キャリーの面接中〜。
そんなキャリーに一目惚れするのは、従業員で、ドリーの冴えない一人息子、ヴィッキー。
キャリーにはイケメン彼氏、ジェフがいた、、
常連客は、ドロシーの男友達、レオ（ジョー・グリファシ）。
序盤で、
キャラ紹介と展開の提示が明白/簡潔だ。
本作が
好みか⁈ハマれるか⁈は、冒頭〜序盤15分 で決まるだろう！

静かな
ラヴストが 根底 には有るが、レストランの女主人、ドリーを軸に展開するヒューマン・ドラマも描かれ、その 匙加減 が絶妙。
そのヒューマンのパートは、ヴィッキーの恋心や性格から派生している為、脱線/破綻していないのが脚本の旨味。

キャリーは、
ドロレスに怒鳴る/対立する強い一面も持つ。

ヴィッキーは、
キャリーが彼氏と喧嘩して泣いていても慰める事すら儘ならない。

お金
掛けずも田舎の夜デートスポットが素敵だ！


ヴィッキーは、
ある"大事な事"を誰にも言い出せずにいた、、

「何も変わってほしくなかった…」

"それ"が判明する事で、また変化が現れる、、


邦題や
ジャケ写から想起するような ありがちライト なラヴ・ストとは 一線を画する。
一般受けする"予定調和な王道ラヴ・スト"も勿論受け付けるが、
本作は、それらエンタメから外れる 異色のラヴ・スト と言え、観る者を選ぶ（ミニシア系）タイプで、コレも 愛のカタチ だ！！と静かに主張する！

非モテの
デブが、、って、【シュガーベイビー】の 男女逆バージョン だが、それとも似て非なる（コメディ要素無し）。

リヴ（18）は、
気立ての良い女神のような 良い娘 を演じていて初主演ながら フレッシュ＆セクスィ な魅力爆発で、男女問わず/彼女のファンのみならずとも好感必至だろう！

プルイットは、
繊細な演技が出来るアクターで、🥭監督のスリラー、【アイデンティティー】でも起用され、印象を残した。

デボラ（50）は、
イカした中年女性の 魅力 を体現。


ビンタレベル★★★☆☆


オマ毛🔗ショート
❶エンケン
https://youtube.com/shorts/0iwxzV38jkA?si=KyifzQ8ozO7TX2Sv

❷エンとは
https://youtube.com/shorts/s2dKROpNYT8?si=D6UPcm4FsKaf5WU4

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