暴力看守のダグラス•フォーリーがヤバすぎる。鍵での殴打。患者が気に食わないことをした際の反応速度も怖い。上から鳴り響く擬似ゴングの音。鍵の影。眼鏡とオールバック。
黒の使い方が上手い。マッチを…
タイトルがどストレートで秀逸。指名手配犯の潜伏先らしい療養所へ、私立探偵が異常者を装って入所する屋内スリラー。しかし実態は暴君看守とボスが支配している刑務所で、窓枠やこいつらの輪郭が白い壁に影を落と…
>>続きを読む精神病のふりをして精神病棟に潜入するという『ショック集団』みたいな話だが、めっちゃおもろかった。
隔離病棟の巨人黒人チャンプ(台詞なし)といい、眼鏡オールバック暴力看守といいやばみが伝わる。撮影も黒…
放火魔とか元ボクシングチャンピオンとか作中人物の設定によって強引に展開される物語や不可視の感情をわからせるあまりにも単純な映画文法には、セリフで展開する映画同様本来なんの好感も持てないはずなのに、指…
>>続きを読むDVDのタイトルには陰がつき「閉ざされた扉の陰」となっているのだが、詩的だけでなく本作の魅力を充分に表していると思う。兎に角、陰の使い方が効果的。話しは精神病院の潜入モノでソースはないがショック集団…
>>続きを読むとにかく扉の開け閉めが多い。主人公が潜入した精神病院で同室の男が夜にわめいていると職員が部屋に駆けつけて来るけれど、その時の扉の開けっぷりが凄まじい。独房の様な密室空間の使い方、そこでの元ボクサーの…
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