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トランスフォーマー ザ・ムービー

『トランスフォーマー ザ・ムービー』に投稿された感想・評価

桃龍
2.5
DVDは4万円だけど、YouTubeにある。
Wikipediaによれば、1985年のTVアニメシリーズの日本での1作目「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の翌年のもの。

ユニクロンの声はオーソン・ウェルズで、これが遺作となった。このサイトに声優が登録されてないのは故人に失礼。
これでもかと動く戦闘シーンは凄いが、40億円もの予算を使い切れずに半額を返したという。笑

同じ1986年、本作に続くTVアニメシリーズは「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」。2010年の未来を描いているが、実際の2010年のTVアニメシリーズは、実写映画のヒットを受けて「トランスフォーマー アニメイテッド」。あぁややこしい。
TVアニメシリーズぜんぶ見てる人とかいるのかな?
本作はTVアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』と『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』の間に位置する非常に重要な作品。

・・・・・なのだが、当時、日本では未公開であった。ネットなどない時代、日本のTFファンたちは口コミで情報交換し、輸入ビデオ屋などでビデオを購入したものである。

その後、日本国内でも、1989年に東京と大阪でチャリティー上映会が開催され、VHS・LD版が販売されて、ようやく日本の多くのトランスフォーマーファンたちの目にも触れたのであった。

当然、筆者も今はなき映画音楽専門CD店「すみや渋谷店」で輸入盤ビデオを取り寄せ、上映会に行き、国内吹替え版ビデオを買ったのは、何の自慢にもならない思い出だ。

さて本作は作画の拙いTVアニメ版と違って超絶作画で音楽とのシンクロも素晴らしく見応えバッチリ。映像面では今観ても古さはほとんど感じない。

ストーリーも、コンボイ司令官、アイアンハイド、ラチェット、プロール、ゴングなどの死、新司令官ロディマス・コンボイの誕生、破壊大帝メガトロンのガルバトロンへの転生、スタースクリーム死亡、暗躍する謎のクインテッサ星人、惑星からロボットに変形する巨大トランスフォーマー・ユニクロン降臨などなど見せ場だらけだ(『スターウォーズ』シリーズの影響がかなり大きい)。

残念なのは前半のコンボイ司令官対破壊大帝メガトロンがあまりに盛り上がり過ぎて、その後の軽いノリのホット・ロディマスたちの冒険譚はちょっと物足りなく感じるところであろうか。クライマックスの新司令官ロディマス・コンボイ対ガルバトロンの戦いもあっさり終わってしまう。今作は、続きはTVアニメ『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』を観てねと言う、壮大な予告編でもあるのだ。

しかし、『トランスフォーマー ザ・ムービー』は傑作ロボットアニメ映画であることは間違いない。実写版『トランスフォーマー』シリーズでトランスフォーマーシリーズに興味を持った方々にもぜひ観てほしい一本である。
友達が買ったDVDで鑑賞。

【あらすじ】
サイバトロンとデストロンの攻防が続く地球は劣勢の状態であった。その一方で宇宙には、超弩級トランスフォーマー「ユニクロン」の脅威が迫っていた…。

 「ツッコミどころが多いから!」と言われて友達に見せてもらったが、これと言って何処でツッコむのかわからなかった。3万円もするDVD(レアな作品らしい)を用意してもらって感想がそれでは申し訳無いと思い色々考えると、あることに気付いた。この映画、仮面ライダーっぽくはないだろうか。
 決して無理やり言っているのではない。敵の大将であるメガトロンは、吹き替えの声優が加藤清三。そう、『仮面ライダーBLACK RⅩ』のジャーク将軍と同じである。ただし声優が同じだけでは、メフィラス星人でも宇宙猿人ゴリ(2代目)でも、はたまたコンピューター衛星S.I.Dでも当てはまる。それをあえてジャーク将軍と言い切るのには理由がちゃんとある。劇中でメガトロンはガルバトロンに改造されている。これはジャーク将軍が第46話にてジャークミドラに強化されたのと瓜二つではないだろうか。改造主の命令に半ば無理やり従わされているのも同じだ。しかもメガトロンを改造した破壊神ユニクロンは、クライシス皇帝にも見えなくもない姿をしている。かと思えば巨大ロボットにトランスフォーム。その姿はまさしく『仮面ライダーⅩ』GOD機関の最高幹部キングダーク! 巨大な体と頭部の凛々しい2本角がそっくりである。大物怪人を複数模しているとは、さすがは星間帝王。あと余談だが、海外版でユニクロンの声優を務めたのがオーソン・ウェルズと知って腰を抜かした。しかもコレが遺作。マジか……
 話は戻ってさらに、さらに。中盤に登場した謎の惑星クインテッサ星は『仮面ライダーアマゾン』の秘密結社ゲドンに似ている。独裁者のような振る舞いをするクインテッサ星人はゲドンの首領である十面鬼ゴルゴスと同じく、複数の顔が各々話しながら協議していた。有罪でも無罪でも鮫に食い殺させる理不尽な裁判には、『仮面ライダー』の敵組織ゲルショッカーの掟に匹敵する鬼畜さが感じられる。ここまで来ると偶然の一致では済まない。そもそもトランスフォーマーの敵勢力デストロンとは『仮面ライダーV3』の敵組織と同一名称。悪の秘密結社が全員集合しているような感じだ。いっそのこと題名を『トランスフォーマー対ショッカー大連合』にしても違和感が無い。絶対に仮面ライダー好きが制作陣の中に紛れていただろう。映画を観て、非常に仮面ライダーが観たくなってきた。ちなみに僕は『仮面ライダーストロンガー』が好きです。デルザー軍団万歳!!
 と言うように、鑑賞中は仮面ライダー要素を見つけては興奮していただけなので内容はさっぱり。なのでレビューでも物語には触れていない。Y君ごめん。僕はトランスフォーマー知らないんだ。TV版のメインキャラの扱いが雑だとか、キャラの作画や名前の間違いなんて言われなかったら気付かないよ。ちょっと前までマイケル・ベイ版がオリジナルだと思っていたし…。ただ結構面白かった。勉強してから見直します!

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